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地球防衛軍

新型コロナウイルスの感染が拡大し生活が大きく変化してから2年以上になる。当初はウイルス自体がよくわからず、感染力の強さや致死率の高さから、感染への恐怖が世界上を駆け巡った。

私は看護師だが一線を退きご隠居生活に突入したのと新型コロナウイルス感染が始まったのと同時期だった。まるでコロナに追い立てられて退職したかのような感覚を覚えた。

正直面白くなかった。まして43年間働いて「よし、ゆっくり旅行したり、隠居生活楽しむぞ。」と楽しみにしていたのにコロナめー!と恨めしい思いでいっぱいだった。

そんなおり、コロナワクチンの接種業務をやらないかと声をかけていただいた。その時
「よし、コロナウイルスめリベンジしてやるぞ。」と復讐心に燃え、土日も休まずワクチン接種に明け暮れた。昨年の気持ちはこのワクチン1本が命を救う。日本だけでなく地球規模の災害ともいえるパンデミック。

「私は地球防衛軍の隊員だー」

という気概を持ってワクチン業務に明け暮れた。自分の年を忘れて半年間頑張ってしまった。今年は我に返って自分も防衛しなくてはいけないことに気づき年相応の働き方をしている。

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