心屋仁之助の「もうイライラしたくない!」と思ったら読む本(心屋仁之助)
また間があいてしまいましたが、この部分は誰しもが感じる部分かと思い、シェアさせていただきます。心屋理論がなじみある方にはおなじみのフレーズも多いですが、改めて自分用にも、とまとめ。
≪残ったフレーズたち≫
イライラが起こるのは「減ったとき」だということです。
無視されたときは「存在価値」が減る。また、バカにされたときは「自尊心」が減るのです。そう、心は「減る」のです。
そして、不思議なことに、何が減ってイライラしているのかを自分で認識すると、イライラは収まってきます。
なんで怖くなるのかというと、「減る」ことは最終的には「命の危機」につながるのだと、人はどこかでわかっているからです。
よくイライラしたり、ほえてしまう人は、本当は自分が弱いということを知り、負けてもいい、バカにされてもいい、と開き直ってみましょう。
そう、いっぱい持っているときは「減るのが怖くない」のです。だからイライラしないのです。
逆にいえば、イラッとするとき、減って損したと思うときというのは、「自分はそれが少ないと感じている」というときです。
ところで、いつもイライラしている人って、もしかしたらこんなことを繰り返していませんか?
機嫌よく過ごすと損する、とばかりに、何かと理由をつけて、イライラ、メラメラと燃える炎を絶やさない。でも、よく考えてみてください。実はこれ、イライラを絶やしたくないのではなく、ただ「わかってほしい」のです。
つまり、「問題」「自分をイライラさせること」というのは、「ないと思っているものは『ある』んだよ」「それに早く気づこうよ」という出来事であったりするのです。
つまり、一つの現実を目の前にしたとき、この「五感」を通した時点で、100人いれば100人の「自分だけの現実」が発生するのです。
ということは、「本当の自分はダメな自分」ということになります。これを早く「あきらめる」ことが、イライラをなくすコツです。
仕事も、ダメじゃないふりをしているから、怖くなる。ばれやしないかと怖くなる。心も体も固くなって、本来の能力さえも発揮できなくなってくる。これが、自分はダメな人として受け入れて堂々としていると、いろいろな人が助けてくれるのです。
「言おうよ」
それだけ。最初に、嫌な気分になったときに、ちゃんと言おう。
「してはいけない」を「してもいい」に。
「しなければならない」を「しなくてもいい」に。
そうやって心を緩めていくだけで、イライラも恐れも不安も減っていきます。
そこで、「怒られた」と感じたときは、「怒っているんじゃない、単に要望を伝えているだけなんだ」と考えてみてください。
誰もが、怒っていいのです。
誰かがイライラしていても、それを許しましょう。
最後は結局イライラも許しちゃう包み込み思想。
こういうおおらかな心で自分をゆるめていけるようにしたいものです。
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