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自殺したい人に「相棒15」第3回を絶対見てほしいから見てください

死にたい。毎日思っていました。や、今は違います。でも物心ついてから20代後半の一時期までずっと死にたかった。未遂もしました。ちなみに今ジャスト30歳。なのでこれは経験者のおはなしです。信頼してくださると、とても嬉しい。


えー、ところで。

死にたい人、自殺願望、希死念慮を持つ人にとって最も無意味な言葉って、なんだと思います?

「あなたの大切な人が悲しみます」

「あなたの命は自分だけの命じゃない」

「自殺は自分を殺すことだ」

うん。


「だから何?」

本当に大切に思ってくれるなら、全力で味方になって庇護してくれるはず。

心の底から、存在の最初の瞬間から今まで、無条件に大切に愛され、保証され味方されたことがないから、生きることを耐えられない。

自分を殺すの上等、自分に価値がないのを重々承知なのです。

人間は、バランスが崩れた時に死ぬ。しかしそのバランスはいつだって危うく、翻せば、

運が良ければ人は死なずに済むのです。

本題です!Amazonプライムビデオに「相棒」が入りましたよ!

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※画像はネットから!以下同。


チャッチャラチャー!(あのテーマソングでどうぞ)

冠木亘(かぶらぎ わたる)くんを第4代相棒に迎えたシーズン14〜17がアマプラにて配信中(※2019年10月〜)

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まぁ文句なし反町隆史さんがイケメンで、どの角度から見てもイケメンなので、冠木くんも自己肯定感バリ高いキャラ設計で、イケメンってつえぇなと謎の脅威を覚えています。

シーズン15からレギュラー出演の青木クンに中毒性があり、鑑識の米沢さんが見事に霞むのも特徴。青木くん大好き。めんどくせぇ。友達になりたくない。褒め言葉です。

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いい感じにこじらせてウザい現代っ子系の青木くん。浅利陽介さん、「米沢さんロス」を払拭する名演技です。

それで本題はシーズン15第3回「人生のお会計」の、あらすじ

余命宣告をされた保険営業マン・野中さんがひょんなことから「復讐」を決行することに。

そんな中「復讐」の依頼人が殺され、警視庁特命係が動くことに、ってか絡むこととなる。

相当思いきった謎の行動をとる野中さん。右京さんと冠木くんは彼を止めることができるのか!?


とにかく今回、犯人が前代未聞の頭脳犯。

創作者サイドからミステリーの作り方をバラしてしまうと、

ミステリーや推理小説は「最初にすべての謎や事件の秘密を作っておいて、その情報を適宜小出しにする」だけ。

ミステリーのハラハラの正体は実はコレだけ。「その情報聞いてねぇーよ!」っていうピースが推理小説の終盤でポロッと出てくるのはこういう事情によります。

これを知っているからアガサ・クリスティ「アクロイド殺し」も頑張って犯人当てられました!むしろこれしか犯人当てられたことがない!


ある意味この犯人は「動機」も「目的」も最初に明かされるのですが、

先がまったく読めません。

今回のキーパーソンは余命宣告を受けていて、野中さんが「犯人」だと視聴者は最初に知らされています。彼の心理に寄り添う形で話は進むのです。ドストエフスキー「罪と罰」方式ですね。

もう先の読めないミステリーと濃いいキャラクター劇で、魅せるわ魅せるわ。

彼は命の先がないからこそ、思いきった行動をみせ驚愕の展開が待ち受けているのですが、頭脳犯すぎてやばい。小市民的かわいい顔してるだけにギャップもすごいです。

「貴方の命は、貴方だけのものではありませんよ!」の正体

さてハラハラドキドキで見進めて、クライマックスにおいてお待たせしました、

「自殺したいけど踏ん切れない」あなたを、右京さんが諭してくれます。

「相棒」視聴者の一部が毎度お待ちかね、右京さんの説教パート!ありがとうございますッ!!

「この場所を大切にしている人にとって、貴方は潔い死を選んでいるつもりかもしれませんが、そんなもの、はた迷惑な死でしかありませんよ」

うわーーー!!!

これ!これ!私が死ねなかった理由ほんこれ!


現実問題、自殺するって

・そこが事故物件になる

・心霊スポットとかになって

・遺族がその家を処分できなくなる

これらのリスクが伴うわけです。現実的にすごい金銭的負担が周囲にふりかかります。


というわけ、自殺ってぶっちゃけ無茶苦茶、迷惑な行為なわけです。お金がかかる。

電車に飛び込まなくても、事故物件化することで建物の価値は下がるし、陰気な噂が流れるとご近所にとっても良くない。

「究極に迷惑かけたくなきゃ、死ぬな」

「生きてるだけで親孝行」

「死なないだけで経済的」


あなたのことを大切にしている人とか命の尊さとかの問題ではなく、生き続けることを選択しておくことだけで、存在している価値がある。


自分の生命は自分だけのものではない。今はそう確信できるので、私は死にたくありません。私が死んだらめちゃくちゃになってしまう人がいる。その人のために死なない。

でもそれを言葉で表現し説得力を付与するのはすごーく難しい。言葉を伝えるためにはその相手のバックヤードも関係してきますから、安易にテンプレ台詞を言うのも申し訳ない……。


でも。

やっちまったな製作陣。やってくださってありがとう右京さん。

それに対して「彼」がなんと言ったかは、お楽しみに。


いやー久々にドラマで泣きました。

シーズン16以降はあんまり好きじゃないんですが、

叙述トリックって文章媒体の特権じゃないと宣告され敗北感がやばい「ラストワーク」や、

爆笑コメディ回「出来心」など、シーズン15は大好きです。


死にたい人は、「相棒15」の第3話!

繰り返す、相棒シーズン15のエピソード3です!

角田課長がさりげなくグッジョブかますのとか痛快だし、シーズン14から観ていると「青木…おまいう……」全力ツッコミかますシーンあり、最高です。


文字数?ああっボクとしたことが!

ではまた明日ネットの海で!

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チャッチャラチャーラッ!!♪

(あのテーマの締め部分を脳内再生でどうぞ)

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小説・文学を愛し書く人。webライター。毎日note更新。小説や創作メモやエッセイ、コラムなど。学校ストレスが原因で14歳で持病を発症、本と創作の世界へ。誰よりも私はオワコンたる小説を愛している、どうしようもなく。【※記事本文は無料で読めます!記事末尾に課金チャンスがありますよ】
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