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百物語93話目「獅子頭くんの好み」(実話怪談)

今まで、二度にわたって話題に出てきた行きつけのバー。

ここにも不思議なものがある。

それが獅子頭くん!!

これが平常時ね。

でも人感知センサーがあって、感知すると冒頭のようにガオーーと吠えて、目が光る。

ところが、これには不思議な片寄りがあるのよ。

まず、獅子頭くんは綺麗な女の人好き。

とあるアーティストの作品なんだけど、ギャラリーにいたときは、そこのオーナーが素敵マダムで、会場に彼女がくるたびにガオ――――!!

誰よりも先に気づいてガオ――――!!

綺麗な女性のお客がくると、ガオ――――!!

一方、嫌いな人もいて、とあるお兄さんが来てもシーン。

一応、口の中に手を入れると反応する設計なんだけど、入れてもシーン。

なのに、みんなで話していると、ちゃんとオチがあるところで、ガオ――って笑い吠えをする。

獅子頭くんには笑いのツボがある!

獅子頭くん、まだバーの守り神か常連客のようにしているから、福岡にきたら見にいってあげて。井尻駅徒歩3分よ!

このお話を気に入ってもらえましたら、ぜひ、NovelJam作品「帰りゃんせ」を投げ銭代わりに買ってくれると喜ぶよ。私の書いた怪談物語です!!

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