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百物語58話目「クリスマスカード怪談」(実話怪談)

メリークリスマス!

も、後少し。

クリスマス鍋会に参加してたので、更新が遅れてしまいました。

恐ろしいことにプレゼント交換会も予定されているのに、開始時間を過ぎても参加者は私ひとり!

このままでは、店長とプレゼント交換して、ひとりで鍋を食べることになりそうでしたが(そっちの方がホラーな図です)、なんとかふたり来まして、4人でプレゼント交換会できました。

さて、本題。

クリスマスに向けて、大体仕事三昧なのはわかっていたので、少しでも気分を盛り上げようとクリスマスカードを先月、買いました。

私は上記のようなミニチュアっぽいのが好きです。

枕元に置いて、光らせていたのですが、ある夜、奥の家の中に小人が、ゆらゆら蠢いているのが見えます。

あらあら、クリスマスの妖精かしら?

と、娘のむっちゃんに言うと、

「お母さん、気づかないの? これ家が燃えてるんだよ。

だってその小人、黑焦げだったでしょう」

ええ、確かに黒い小人でした。

こうして、クリスマスの夜は更けていく――。

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