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百物語35話目「侵入者」(実話怪談)

実家を出てから、私は留守電に男が住む部屋で初めて一人暮らしをして、(ちなみにこれが百物語で一番アクセスが多い)

通り道にされた部屋に住んで

虫が湧き出る新築の部屋に住んで(これは物理怖い事件で、引っ越す原因になったくらいひどかった)、引っ越して(ここ何もなかったっけ?)、ピカチュウが狂ったところに住んで、(これが一番スキが多かった)

今の肉団子が出るところに引っ越している。

一個前が一番長かったので、怪異も一番多く起こった。

そして、これは娘・むっちゃんの父親が見たそのアパートの部屋の話。

帰宅すると、ベランダ側が最初に視界に入るんだけど、

「黒い影がベランダから部屋を覗いていた」

と言ったかと思うと、また数年後には、

「玄関先に黒い影がいた」

と言う。

どうやら黒い影は部屋への侵入を試みようとしているらしい。

でも、中には入ってこれない。

そして、今のところへ引っ越した。

それからは黒い影のことは聞かない。

黒い影を唯一見ていたむっちゃんの父親は、おととし精神病院に入院して離婚したので、もうわからない。

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