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NovelJam「帰りゃんせ」販促チャレンジ企画「百物語」

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NovelJamによって生み出された私の怪談小説「帰りゃんせ」を販促するために、グランプリまでに百物語を完成させるマガジンです。なんとか完成させてグランプリで怪異を起こすぞー!
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#推薦図書

百物語百話目「ベトナムと大友宗麟」(実話怪談)

その昔、いきなりパソコンがうんともすんとも言わなくなったことがあった。 締め切りに追われ…

日野光里
5年前
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百物語99話目「七つ葉のクローバー」(実話怪談)

百物語のウィキを調べてみたら、どうやら百話せねばならぬらしい。 安心してください。 ちょ…

日野光里
5年前
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百物語98話目「ピアノに映る顔」(実話怪談)

いよいよ明日で99話ラストです。 百話目に本当の怪異が起こるというので、ノベルジャムグラン…

日野光里
5年前
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百物語97話目「嵐女」(実話怪談)

ニュースを見ていて、「今入ってきたニュースです」と嵐の活動休止を告げられた。 嵐ファンの…

日野光里
5年前
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百物語96話目「三百回忌」(実話怪談)

オカル友から聞いた話だ。 まずは霊じゃないけど、衝撃的だった話。 オカル友の妹と母が、か…

日野光里
5年前
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百物語95話目「タルパの死」(実話怪談)

なんと昨日、ドグ子ちゃん(山田スイッチさん)のnoteで紹介してもらいました~!!ぱふんぱふ…

日野光里
5年前
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百物語94話目「末代バー」(実話怪談)

呪われた人というのはいる。 残念ながら、呪われているのもわかって、霊能者を頼っても助けられないと言われ、結局亡くなった人を知っている。 その人のせいじゃないのに――。 先祖の行いのせいで、呪われて、結局、彼は死に、その一族は死に絶えた。 最後に、生きてると見まごう姿で、かつての職場に現れたそうだ。 そう同じ職場で働いていた人から聞いた。 まったく普通の人間に見えたけど、同じ時間、彼は病院で危篤状態になっていたので生きている体とは違う。 オカルト好きなら「七代先ま

百物語93話目「獅子頭くんの好み」(実話怪談)

今まで、二度にわたって話題に出てきた行きつけのバー。 ここにも不思議なものがある。 それ…

日野光里
5年前
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百物語92話目「ブランコの記憶」(実話怪談)

先日、私の電子書籍「帰りゃんせ」のチラシを置かせてもらおうと、行きつけの店へと出かけまし…

日野光里
5年前
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百物語91話目「火事で燃えた遺影」(実話怪談)

去年のクリスマス会、プレゼント交換会もあるというので、いそいそとプレゼントを買って行きつ…

日野光里
5年前
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百物語90話目「今年の予言」(実話怪談)

※追記あり 私が粥占いを福岡の西方沖地震以来、チェックしている話は書きました。 実は、も…

日野光里
5年前
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百物語89話目「タルパは夢を見るか?」(実話怪談)

私、DMM.TELLERの公式作家なのですが、新作が公開されまして、タイトルが「タルパは夢を見るか…

日野光里
5年前
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百物語87話目「お菊姫の話・中編」(実話怪談)

前回までのお話――。 番町皿屋敷で有名なお菊。そして、全国にはお菊という名で殺された女性…

日野光里
5年前
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百物語85話目「クリームペンギン」(実話怪談)

娘のむっちゃんの話だ。 むっちゃんが、3歳くらいのときに、昼、赤ちゃんがお客さんできていた。仮にじゅんちゃんにしておこう。 そして、その夜のこと。 むっちゃんは寝付けずに、ぐずぐずぐずっている。 「ねえ、どうしてじゅんちゃんがおうちにいるの?」 と、台所を指すのだ。 もちろん、私にもおばあちゃんにも何も見えない。 「あっちにやって!」 と、ますます泣くむっちゃんは、とうとう手足をつっぱって硬直するようになってしまった。 ありゃー、これは見えないものがきてるな