【後編】喉が白くなっちゃったのでまたあそこに行ってしまった

喉と頭痛から来る風邪かしらね〜なんて呑気に市販の風邪薬で2,3日しのいでいたところ、ある朝鏡で自分の口の中を確認し、扁桃腺が白くなっているという今まで見たことのない症状にどぎゃーん！と衝撃を受けた私。

激しい頭痛の中至近の病院に行くと、そこには過去にちょっと不思議なやり取りを交わしたおじいちゃん先生が待っていた。

一応まだまだコロナへの対策を敷いている病院内。
防護服っぽい水色の薄いカバー的なものに身を包みつつも、下にはおじいちゃん先生の私服がチラリと見える。
紺地に白の水玉模様のズボンに、白地になんだろう...ちょっと大きめの丸やら四角やら、何かのモチーフの総柄と、それに紛れて時々ちょっと踊ってる人みたいに見える柄が描かれているシャツ。
え、踊ってる人の柄なんてあるかな...？私の見間違い？
なんかもう、ちょっとサイケデリックな世界観である。
頭痛と発熱で私にだけそう見えてるんじゃないよね？これ...。