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T市の宅地開発事業(2)

T市の宅地開発事業のことは、でも、部外者が甘っちょろい分析と合理性で語ってはならない、という気持ちも起きてきます。

国のエネルギー政策の転換により石炭産業が斜陽化した、と担当者がいいます。脱原発という新たな転換期にある私たちは、106億円の宅地開発を笑えません。

F県のことは、ピカピカした中心部だけを見ていても理解できない、と感じました。生活保護受給率の上位にF県があり、そのまた上位にT市があります。

「世情が変化するスピードほどには人は容易く変化に順応できないものらしい」と、今はモニュメントとしてのみ残る高い煙突を見上げながら、思いました。

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