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占いで大切なのは、結果より○○

おはようございます☀️
社会福祉士のぽこです。

このままでいいのかな〜なんてモヤっとする毎日から、ワクワクする毎日へ。
障害者福祉の現場から、時々ヨガの視点から、生きやすくなるための気づきをお届けしています。


◇「占い」はウソなのか?

今日のトピックは占いです。
占いの経験はありますか?
やる側でも、受ける側でも。誰かしら1度は経験があるのではないでしょうか。

例えば、血液型占い。
O型は大雑把でA型は几帳面など、日本人は特に人間を4つのタイプに分類する癖があります。
諸外国では、血液型を知らない人も多いほど、関心が低いトピックです。

そんな不確定な要素である血液型をもとに人の性格を判断してしまうなんて、占いはやっぱり思い込みなんだ!

わたしはずっと、占いに対してどこか疑いの目を持っていました。
しかしそんなわたしが先日行ってきた、アロマカウンセリング
占いとは少し観点が違いますが、アロマカウンセリングを受けたことで占いに対する見方が変わりました。
社会福祉士として、相談職をするわたしにとって、非常に有益な学びになりました。

今日は、その占いの新しい見方についてシェアします。

◇「無意識の領域」というやつ

わたしが今まで経験した占いは、ざっとこんな感じ。

・算命学(生年月日や生まれた住所で占う)
・手相占い
・血液型占い
・誕生日占い
・アロマ占い(?)

今日紹介するのは、最後のアロマ占いです。
アロマオイルマッサージを受けに行った際、カウンセリングということで少しお話を聞いていただく時間がありました。

その時、まず目を閉じてアロマオイルを3つ選ぶように言われたのです。
瓶の蓋はしまっているので、もちろん香りは分かりません。
目を閉じて、蓋の閉まっているアロマオイルを選ぶということは、完全に勘でアロマを選ぶということ。
本当は好きな香りを選びたいんだけど・・・なんてモヤモヤしながら、まずは言われた通りに目を閉じて3本の瓶を選び取りました。

目を開けて瓶を見ると、全てウッド系の香りでした。

※アロマオイルには、柑橘系の香り、お花のようなフローラル系の香り、シダーウッドやヒノキのようなウッド系の香りなど、様々な種類があります。

わたしが普段好むのは、柑橘系の香りかローズ系の香り。
どちらかというと、ウッドの香りは苦手でした。

ところが、そのカウンセリングの日に自分が選んだウッド系の香りを嗅いでみると、なんとも心地いい香りに感じます。
何かの拍子に嗅いだウッドの香りが苦手で、知らぬ間にウッド系の香りを苦手だと思い込んで避けていただけで、実は好きな香りだったのかもしれません。

無意識に選び取ることで、0から自分のことを知るきっかけになると感じます。

◇「そんなわけないだろう」から一旦離れよう

そして、ここから占いのようなカウンセリングタイムに入ります。
「ウッド系の香りを選んだ人はこんな悩みを持っています」という感じで、それぞれの香りにはそれぞれの特性があるようです。

わたしが選んだウッド系の香りは、何かを決めかねていたり、このままでいいのかなと悩んでいる人が選び取る香りだと説明されました。

一瞬、わたしの頭の中にはこんな言葉が溢れます。
「みんながみんな、そんなわけないだろう」
「そのアロマを選んだ人が、みんな同じ悩みを抱えているわけがない」

わたしは、占いはバーナム効果を活かせばどうにでもなると思っていました。
バーナム効果とは、心理学用語です。
誰にでも当てはまりそうなことを、あたかも言い当てたかのように伝えることで信憑性を高めることを言います。
多くの占いがこんな感じで、このアロマ占いにも同じものを感じていたのです。

誰にでもありそうな悩みをそれっぽく言えば、当たっているように思わせることができる。
だから、占いは信用できない。

そんなふうに考えていましたが、あまりにもいい香りだったからか、空間が素敵だったからか、セラピストさんの人柄なのか。
アロマカウンセリングの場では、セラピストさんの説明を前向きに捉えている自分がいました。

つまり、「確かに、最近決めかねて迷っていることがあるな」と納得できたのです。
そしてそのあとは、その決めかねて迷っている事柄についてセラピストさんにカウンセリングしていただき、ある程度結論が出たところでそのアロマを使ったオイルマッサージをしていただきました。

結果として、自分で無意識に選んだアロマをもとに悩みを引き出してカウンセリングし、オイル施術を受けて、心身ともにほぐれた状態で帰宅することができました。

◇真偽はさておき、プロセスについて語ろう

わたしは、そのアロマカウンセリング以降、少し占いが好きなりました。
上記に列挙した、血液型や生年月日をもとにした占いが、本当に当たっているかどうかは分かりません。
わたしはO型ですが、みんなからはA型だと言われます。
几帳面に見えるようです。これについては完全に猫をかぶっているだけなのですが。
誕生日占いをしても、同じ生年月日の人が全員同じ性格、同じ人生を辿るなんてあり得ない。

しかし、だから占いは信用できない!ではなく、その真偽はさておき話し合うプロセスに意味があるのではないか?と思うのです。

今回のアロマカウンセリングでは、無意識に選んだアロマから、わたしの頭の中にモヤっと眠る悩みについて語り尽くすことができました。

正直、その悩み以外にもたくさんの悩みがあります。
ウッド系の香りが表すこのままでいいのかな?と決めかねている悩み
それ以外にも、柑橘系が表す元気が欲しいというモヤモヤや、フローラル系の香りのリラックスしたいという本音。
他の香りを選んだとしても、「確かに!わたしは今それを求めていた!!」と言えるような、一種のバーナム効果に近い状況だったと思います。

どの香りを選んでいたとしても、わたしが解決を求める悩みに繋がるようにできているのです。

そう考えると、やっぱり占いは誰にでも当てはまりそうなことを言っているだけじゃないか!なんて思ってしまいがちです。

しかしわたしは、占いの結果がどうこうではなく、結果を軸に人生について話し合えるのが楽しいと感じています。

たまたまそれを選んで、たまたまその結果を軸に生き方を深めることができた。
占いは、それで十分なのです。

◇おすすめの本

最後に、わたしのおすすめの一冊を紹介します。

365日分のバースデイブックです。
わたしは小学生の頃に購入しました。
自分の誕生日の分と、母の誕生日の分を購入し、一緒に読み合いました。

当たっている部分と当たっていない部分がある。
でも、自分の生年月日について「こんな人生を送れる人です」と言われると、それを軸に考えを広げられるもの。

わたしにはこんな可能性があったの?
これは当たってないよ!!・・・でも、言われてみればそういう時もあったかも。例えばあの時・・・

こんなふうに、自分の人生を別の軸視点で考えてみるのも面白いです。
大切な人の誕生日プレゼントに。
家族と本を読み合わせたり。
「当たってないね!だってあなたならこうするもん!!」なんてその人について語り合う、きっかけにしてみてはいかがでしょうか。

ということで、今日は占いについて語ってみました。
何を軸に話すのか、そのきっかけの一つとして、占いを活用してみてはいかがでしょうか。

今日も読んでくださりありがとうございました💐

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