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(33)今日から使えるJamboard~10個のテンプレ使ってみよう~

みなさん、こんにちは。日本語講師のHinakoです。

今回は、もう一度Jamboardをちゃんと使いたいというローカルの先生の声があったので、Jamboardについて整理してお話したいと思います。こちらは私が中の人と講師をしているローカルのシェア会の補足記事になります。

Jamboardを使ったことある先生も、はじめての先生も、私が実際授業でつかったものを10個ほどご紹介します。これをなぜ使ったのか、どうだったかなどの解説していきたいと思います。

「Jamboardなんて作ってる時間がない、よくわからないわ」という先生にも、テンプレもそのままコピーできるリンクをシェアしますので、ご自身の学生さんに合わせて色々変えて使っていただけるとうれしいです。テンプレは見出しにリンクを張り付けてあります。

1. Jamboardを使う6つの理由

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Jamboardは個人で使わせるというより、グループ活動に使ってます。学生さんにシェアリンクを渡せばすぐにアクセスできますし、中国にいる学生さんも今のところ問題なくサクサク動いて使うことができます。そして何より、付箋に書いたり、付箋を動かすのが楽しいということで、学生さんからいつも楽しいというコメントをもらっています。(注意:私の中国からの学生さんはVPNを使ってインターネットにアクセスしているようです。ご自身の学生さんのネット環境で一度テストリンクを送って確認することをおすすめいたします!)

教師側のメリットとしては、ブレイクアウトルームに行かずに、各部屋での共同作業がリアルタイムで分かるということです。私は反転授業なのでかなり頻繁にブレイクアウトルームを使うのですが、正直時々疲れます。そんな時はJamboardを使って文字でコミュニケーションをとるんです。コメントを各ボードに書くこともいいんですが、私はBitmojiを使ってます。こういうコミュニケーションの取り方もおもしろいですよ。

2. Jamboardの5つの問題点と対応策

Jamboardは子供でも使えるぐらいですから、できるだけ機能がシンプル化されいるように思えます。でも1)付箋上の字の大きさが統一されない2)Youtubeなどの動画が挿入できなかったり3)ハイパーリンクもはれません。また人数も私の経験では4)32人を超えると1つのリンクでは入れない子がいたりします。それから、5)Jambordのファイルから新しいJamboardのファイルにBordのコピペができないのがちょっと残念なところです。

問題の対応策もないことはないです。動画の代わりにGIFを入れればいいし、ハイパーリンクの代わりにQRコードを埋めるとかまたハイパーリンクも開くコツがあります。人数が多いクラスはリンクを2つ用意しておけばいいわけです。それなりの対応策はあるかなと思いますが、かゆいところに手は届かないので工夫が必要です。

ここから下👇テンプレ10個紹介です。

テンプレ1(漢字の練習)

これは漢字のテストの前などにグループで復習するのにつかってます。このテンプレはGenkiの教科書のLesson12になります。テンプレ

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【実例】Lesson12までくるとタイプでふりがなをつけられます。でもLesson3など、はじめて漢字が出てくるときはさすがに、マウスでペン機能をつかってふりがなをつけてました。おくりがなが難しいので、私が間違ってるいるところを修正して、学生さんはその場ですぐなおしてもらうようにしています。

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テンプレ2(助詞の練習)

助詞の練習はグループで考えるのがいいと思います。こういう問題をさせるときには答えを選ぶ時に必ず理由をつけて選ぶこと!というのをルールにしています。ちなみにカタカナ読めない子は絵をさしてヒントをあげました。

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【実例】グループであれかこれかと動かしながらやってました。答えのページを最後につけておくと、終わったら各自答え合わせをしてもらえるのでおすすめです。私は難しいのだけ、とりあげて、そこができたら、すごい!と褒めてます。

テンプレ3  (動詞の分類わけ)

動詞の分類や形容詞の分類の時も使ってます。しかし、これ、本当に一瞬で終わるんです。だから、「助詞の問題に挑戦!3分でできるかな。」とか短い時間で競わせるのもいいですし、個人でだれが一番早く終わるかとか、時間をはかって個人戦にするのもいいかもしれません。または動詞や形容詞の量をたくさん増やすなど、持ち時間に合わせて工夫してください。

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テンプレ4  (動詞の分類_手作り付箋)

Genki L13の可能形の導入で使いました。動かす動詞の字の大きさをそろえたかったり、小さく作りたかったりしたい場合は自分で付箋を作るというのも手です。でも作るの面倒くさいです。。

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テンプレ 5  (形容詞の分類)

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【実例】このアクティビティーも早くおわっちゃうんで、もう少し量があったほうがいいかもしれません。すぐに終わって、みんなブレイクアウトルームで雑談してたんですが、グループ4だけは、意味も英語で書いてました。

先生に言われたことだけをするのではなく、自分で課題を見つけてするというのは本当にすごい!こういう自立性をどんどん身につけてほしいです。

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この形容詞の分類は香港のシェア会でJFの斎藤先生も同じようなのをしてたのを覚えています。他にもアイディア盛りだくさんですよ。


続きはこちらのブログからお読みください。

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