見出し画像

大学院終わりました

勉強がしたいのか研究がしたいのか?

結論から言うと、私は前者。
これが分かっただけでも大きな前進だ。

5年間社会で働いてみて、
自分が目に見えない枠のようなものに
有無を言わさずすっぽりと覆い被されてる気分だった。
それが良いこととも悪いこととも分からず、得体が知れなかった。

その枠は、人間として集団生活を送るための秩序と呼べるもの
なんだろうと思う。

その秩序が知りたかった。

人間社会の仕組み、税金や制度、法律はどうやって作られたのか?
秩序を生み出すための、先人たちの血の滲む努力。
歴史とは、今をより良くするための営みとも言える。
だけど、「より良い今」は万人にとって共通なわけではない。
人類は右肩上がりに良くなってるとも言えないし、
そもそも「良くなってる」とは何か?

それぞれが違う最高を追い求めながら、
他者を必要としながら関わり合いながら、
共存するためにはどうすれば良いのだろう。
ということに、自分なりの解が欲しかっただけなんだと思います。

税金だって、適正な使われ方をされていれば、
激しく忌み嫌うほどのものでもない。
働けない私を助けてくれたのは、かつての私とあなたが納めたものから捻出された傷病手当だった。

そもそもお金だってそうだ。
価値を可視化するという、人類の偉大なる発明だと思う。

ということでこれからは、
勉強がしたい大人として社会に属そうと思う。

また何かあったら気軽に戻ってくると思う。
そのための衣食住の確保はしておくようにします。

ひとまず、就職しま〜す。
しばしモラトリアムを満喫できて非常に良い経験になりました。
体調は崩していたけども。






この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?