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makarisのマカさんに、インスタライブのゲスト会を通して、お話を聞かせていただきました。

相方のあゆ( @a.calirm)と
昨年の夏からインスタライブを始めて、
約8か月くらいが経ちましたが
先週、初のゲスト会を企画しました。

というのも、
ここ最近 インスタライブのアップデートにより、
ライブルームという機能を使って、
4人までが 一緒にライブ配信を行えるようになったんですね。

そこで、わたしたちのライブ配信に
いつも遊びに来てくださる 藤本まどかさん(以下、マカさん)に ゲスト出演をお願いしました。

しかし、いざマカさんを お呼びして始めてみると、
3人になった途端に 通信状態が悪くなるため、
結局 ゲストのマカさんに、コメントで質問に答えていただく事態となりました。(申し訳ないです…)

しかも、ライブ配信のコメントはアーカイブで残しているIGTVには反映されないため、
後ほど見返していただいた方には、
かなり分かりにくいかと思います。

ただ、せっかくのゲスト会で、
マカさんのすてきな考え方や生き方をたくさん聞けたので、
他の方にも きちんと伝わるように ライブ配信の文字起こしをすることにしました。

作家活動を始められたきっかけは?

マカさんは
ハンドメイドで、makarisというアクセサリーブランドをやっている作家さん。

まずは事前に募集した質問に、
「作家活動を始められたきっかけを聞きたい」という質問があったので、聞いてみました。

マカさん :『昔から、ずっとスポーツをやってきてて、
就職も スポーツで企業に入職しました。
その後、転職でリクルートを経て、
ばりばり働いていた頃に、
兄をがんで亡くしたんです。

兄の死をきっかけに、
「明日、自分が死んでも、今の人生にほんまに後悔はないか?」と考えるようになって、

「自分がほんまにやりたいことをやろう!」と思うようになったんです。

すぐにリクルートを退職して、その退職金を持って手芸屋さんに行きました。』

ものづくりの中でも 粘土を選ばれたのはなぜ?

『当時はものづくりができれば、なんでも良かったんです。

当時は 今みたいにハンドメイド作家という人はあまりいなかったし
ものづくりしてる方は、服や布小物を作ってる方が多かったんじゃないかな。

わたしは 他人と同じものは嫌で、
何か違うことをやりたいと思っていました。

樹脂粘土は 簡単に手に入らなくて、
大きな手芸屋さんの小さな一角に 樹脂粘土が置いてあるくらいで、

その樹脂粘土も、
当時は 本物のお花に似せて 作られている方ばっかりやったから、
自分は想像したオリジナルの作品を作ろうと思って、始めました。』

マカさんの活動を昔から知っているフォロワーさんからも、

「当時、オリジナルのものをどんどん出しているのが、新鮮でした」

そう コメントがあったほど、
ハンドメイド作家という存在が
今みたいに、当たり前でなくて、

さらにそんな世界で、
自分のオリジナル作品を作って来られたマカさん。

そんなマカさんに、
コンセプトや作品へのこだわりを聞いてみました。

makarisのコンセプトやこだわり

『色合いはめちゃくちゃこだわってます。

もともと美術は大好きで、ものづくりは 鞄作りをしていた母の影響がかなりあります。

小さい頃、ビーズとか無限に触らせてもらっていて、
そのときに、嫌いな色のビーズでも、
いろんな色が混ざると 全体で見たときに きれいやなって(思ってました)

12年前は
もっとポップな色合いのものを作ってて、
でも、わたしの好きな色はわたしの個性やなって思って(今の作品の色になりました。)』

a.calilm : 「わたしはオリジナリティーを出せてるか自信なくなることがあったりするんですけど、
マカさんはオリジナルやな、わたしの個性やなって思うまでに、
自信がないときって ありましたか?」

マカさん:『自信ないときは(今まで)ないよ。自分の感覚は 自分の一番のファンやし、「好き」に対する自信はすごい(あります)。

ただ自信があっても、それがみんなに受けるかどうかは別問題。

でも、別に誰かに褒めて欲しくてやってるわけじゃないし、
それを見てどう思ってほしいとかも ないですね。

わたしが好きなものを 「好き」って思ってくれる人だけが手にとってくれたら、それでOKで、
嫌いなら捨ててください。(笑)
嫌いなら見ないで、(って思ってます )(笑)』

生き方と 作品の纏う雰囲気は密接に関係している

eritonuno:「そういうマカさんやから、
マカさんの作品も好きっていうひとも多いんじゃないかなって思ってます」

マカさん:『自分の生き方はめちゃくちゃ気をつけてて、
生き方と作品の纏う雰囲気はかなり 密接に関係してると思っています。

でも、自然と 感謝が溢れて、溢れて、溢れて、ありがとーーーー!って感じで、
ずっと その繰り返しで (ここまで)きてます。

その循環をしてたら、
自然と生活の質もどんどん上がるし、
もっとみんなと仲良くなれるし、
結果的にmakaris(マカリス)も売れていくのかな、と思っています。

 
今、この環境に すごく満足していて、
作家活動を始めた頃に、
その後の未来にイメージしていた生き方よりも
さらに越えたのが今やなって(思ってます)』

eritonuno:「マカさんにとっての豊かさって、時間、関わる人、食べ物、住む場所が
関係してると思うんですが、
住む場所は小さい頃から、今のようなおうちをイメージされていたんですよね。
他の、「時間」「関わる人」「食べ物」を大切に思い始めたのはいつ頃からですか?」

マカさん:『時間、関わる人、食べ物、住む場所は、(自分にとっての)豊かさに かなり関係してると思うし、自分が大切にしていることです。

8年前、禅(息子)が産まれてからは、
もっと具体的に豊かさの定義を考えるようになりました。

こどもにどんな背中見せたい?って考えたときに、
食事とか環境とか自分がどう生きていくかを見直したかなぁ。

でも、禅はきっかけにはなったけど、
禅のお母さんとしてよりも、
やっぱり自分の人生を 自分でどう生きるかに集中してます。
どう生きるかプロデュースするのは 自分しかないから。

「わたしに母性はない。背中を見てくれ」って感じかな。』


そんな風に話されるマカさんですが、
息子 禅くんの成長や家族のことを記したアカウントもすてきで、

わたしに母性はないと仰られていますが、
たくさんの愛情をかけて子育てをしてこられて、楽しく家族と暮らしている雰囲気がよく伝わってきます。

まとめ

作家活動をしていくなかで、
わたしや相方( @a.calirm)のように、
いろんなことに悩んでしまう方も多いと思うけれど、

難しいことは考えず、マカさんのように、
「自分の中の『好き』」を信じて、
素直にカタチにしていくことを続けていれば

そこに共感していただける方に
やっぱり自然と感謝の気持ちが溢れてきて、
きっとずっと、これからも楽しんで活動していけるんだろうなぁ、と
お話を聞いていて思いました。

そして そんな循環で、
お仕事や生活を楽しんで生きている大人の姿を
こどもたちに見せることができると、

こどもたちも
きっと 好きなことや楽しいことで生きていけるんじゃないかな、と。

そんな ワクワクする循環が 広がって
今のこどもたちの未来が
今よりもっと明るくなるために、

今、大人のわたしたちが、
マカさんのように「好き」や「楽しい」に素直に生きていきたいな、と思います。


今回のライブ動画は こちらからアーカイブをご覧いただけます。

ライブ配信では
マカさんにはコメントで回答いただいたので、

マカさんにお答えいただいたことをわかりやすく文章で伝えるために、
今回の記事では 少し話された内容が前後している部分もありますが、ご了承いただければ幸いです。

最後に、
ゲストに来ていただいたマカさん、
ライブ配信に参加してくださった方々、
ここまで読んでくださった方、
ありがとうございました♩.。

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