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RIDDLE Deep Blue Tour 2020.3.21

2020年3月21日
おそらく地球史上3番目くらいに「ライブハウスでライブがやりづらかった日」であろう。

いつもよりちょっとざわざわしたフロア
「やれないかと思った〜〜〜!」というタカヒロさんのホッとした声
そしていつもよりちょっと緊張感のあったライブ

全てが、この数日間に疲れ切ったライブキッズたちへの最高のご褒美だった気がする。

演劇の考え方で「三位一体」というものがある。
その三つは「演者」「会場」「お客さん」である。
演劇はその3つがないと「成り立たない」と言われている。

ここ数週間で幾度となく行われている「無観客ライブ配信」。
それが「成り立つ」「いける」ということになっているらしいが、本当は、ライブも演劇と同じで、お客さんがいないと成り立っていないんじゃないか?と思った。

RIDDLEのキラーチューン"Blue"を投下しても、本当に硬かったあの空気がなければ、あそこまでかっこいいRIDDLEは見られなかったと思う。
あの頭の数曲の空気は、というかGLAYカラオケ大会あたりまでの空気は、ここ数日の社会の空気を如実に表していた。

ツアー初日だから、RIDDLEも気合が入っていただろう。
at Anytimeの大事なライブの後だったからっていうのもあっただろう。

でもやっぱり何かが違った。
そしてRIDDLEと新宿ACBはその空気を見事に昇華してくれたような気がする。その負のエネルギーをちゃんと吸収して、正のエネルギーに変換して、とても強く打ち返してくれた。

ライブは、お客さんあってのものだ。
やっぱり、触れて確かめられるものじゃないと私たちは信じていられないんだ。その汗に、その熱に、その息に触れられないと何も信じることができない。多分、作り手も受け取り手もそれは同じなのだ。

そういう尊い何かをもらったライブだった。
みんな本当に疲れているんだよね。ライブハウスが、あってよかったよ。

何やかんやいろいろ言ってきたが


RIDDLE超かっこよかったなあ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!
ACBで見るRIDDLEは違いますな!超かっけえでやんの!!!!
てか外音良すぎますって、何?は?途中で「え?当て振り?音源流してる?大丈夫?Mステと同じ仕様?」って思ったもん!Sweet Painのイントロとかマジで、マジで音源かと思った、ACBのPAさんは天才なのか?バランス・音圧・音、全部最高だった〜〜〜〜〜!ノーベル賞を差し上げたい(?)上手で見てたけど全然聞きやすかった〜〜〜〜!!!!!

あと照明オタクと化してから改めてACB見ると照明超いいな〜〜〜!
ほぼ白熱!でも前明かり十分な光量あるし、サイドの縦に4連くらいになってたスポット超いいね〜〜〜!!!後ろもなかなか奥行きのあるデザインになってて、LEDが4体くらいしかなかったのにすごく効果的だった!あとストロボが超かっこよかった、暖かい色がベースのハコなので白が効いてるよね!知らなかったよ!こんなにかっこいいハコだなんて!


「埼玉県北浦和のRIDDLEです!」
って言われた時は、みんなが一瞬空気を飲んだんだけど、それからふっと空気が軽くなって「俺たちのRIDDLE」って気持ちになった気がした。


さあ、ここからは我々の責任です。
ちゃんと対策してくれた新宿ACB、やってもやらなくてもなんか言われちゃうこのご時世で「やる」と言ってくれたRIDDLE、こんな中わざわざ東京に来てくれたアトエニ、急に「出るよ」って言ってくれたらしいTNX、大好きな人たちを守るのは、今日ACBにきてたお客さんのこれからの行動だと思う。
多分あの場にいた人たちは菌をもらっても発症しないと思う、若いから。
だけどそれを誰かにうつしてしまって、そのうつされた人が発症してしまったら、我々が大好きな場所や人たちのせいになってしまう。

そんなのつまんないじゃん?
いやじゃん?
みんな少なくとも私よりは大人だった気がするから、責任を持った行動を取りたいですよね。
全員保菌者。発症しません、うつしません。
手洗い!うがい!気を病まない!

また夏に、本当に夏にTrail of Summerを聴くのを楽しみに待っています。

ツアー行ってらっしゃいませ!


いただいたサポートでココアを飲みながら、また新しい文章を書きたいと思います。