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パプリカ(映画)を観た

10年ぶり?2回目にパプリカを観ました。確か初めて見たのは妹にこのシーンを進められて。インパクトがすごすぎてぐいぐい引き込まれました。

開発中だった夢を共有できる装置DCミニが盗まれて、犯人を追う中で夢と現実が混ざり合うという内容のものです。

なんとなく見ても十分に楽しいのですが、夢が無意識領域だと考えると人間の他人からみたらみじめな、でもどうしようもない欲望が限りなくいろいろあり、それを表面化・認めることがある種の癒し・治療になるのか…などとぼんやり考えました。それを消化して取り込むことで人は成長して、大人になる…?

人は意識することが苦痛であるような欲望を無意識に抑圧することがあり、それが形を変え神経症の症状などの形で表出されると考えた。そのため、無意識領域に抑圧された葛藤などの内容を自覚し、表面化させて、本人が意識することによって、症状が解消しうるという治療仮説を立てた。
精神分析学

「PERFECT BLUE」「千年女優」「東京ゴッドファーザーズ」が最終シーンで映ります。今敏監督は残念ながら亡くなっているらしい…。他の作品も観てみようと思いました。とりあえず次は東京ゴッドファーザーズを観てみようと思います。

そのあとはパプリカの主題歌「パレード」を聴きまくって、他の曲も聞いて見て、平沢進ワールドに浸りました。緊張した心身がゆるむような、力んでいない高揚感を味わい、これが電子ドラッグか~と思う不思議な魅力があります。

いろんなリセットの仕方があるもんですね!

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