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けいこにっし 十六日目

稽古日誌じゅうろくにちめ

 今日は齋野くんと『ものすごくはやくとぶかめ』しました。
で、今日はですね、林さんが来る前に「二人で追加したシーンを演出つけられるようにしておいて」と言われたのですが、林さんが来たときに指令したことができていなくて怒られました。しょんぼりまる太郎。
 演出をつけられる状態って、私としては二人で読み合せてシーンの意味を把握しておく、余裕があったら台詞を覚えておくということだと思っていたのですが、林さんのいう演出をつけられる状態は“二人で摺り合わせをしておいた状態”のことを意味していたようです。
 私は一度も演出を経験したことがないので演出がスムーズに進む方法というのをなんとなく体感でしかわかってなかったなと、反省。当たり前ですけど、大体何回かやっていくうちに摺り合わせられるっていうのがほとんどなんですけど、稽古効率大事ですからね…。

 かなみちゃんとの作品が上回転サーブだとしたら、齋野くんとの作品は下横回転サーブって感じなんですね。象太朗くんは無回転サーブかなあ。下横回転サーブ、まあ変化球なので見ているお客さんがポップな気持ちになれるような作品を創るために緩急や呼吸が大事なんですよね。それができていないと何度もダメだしされました。ぴええ

 あとはやっぱあれですね、台詞よりも台本の中身を覚える、読み解くということの重要性ですよね。私はどちらかというと台詞を覚えるのが早いほうではあるのですが、台詞を覚えることを優先しがちで。台詞を覚えずに稽古場に行くことに不安を覚えてしまうんですよね。学校とか全くそんなケなかったくせに。でも今回は特に台本を覚える、読み解くことの重要性を痛感しています。これも稽古効率の一つです。

 稽古中に作品のイメージが東京03さんの(ぜろさんさんってなるのおもしろいな)コントだと言っていたので、寝る前にYouTubeで東京03さんのコント観てたら寝不足になりました。
 頑張る気持ち。お客さんを呼びたい気持ち。

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