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裏方になるにはどうしたらいいんだろう

例えば、高校演劇部の生徒から「照明を勉強したい」と言われた時どこを紹介すればいいんだろう。

ほんの少しだけれど調べてみたら、いくつかの団体やNPOがワークショップを行っていました。
もちろん、大学や専門学校もありました。

大学や専門学校に行くほど魅了されているなら、是非勉強して欲しい!と思うのですが
もし途中で「なんか違うな……」って思って辞めてしまうみたいなことが起きてしまわないかと思うと、いきなり言うのはちょっと躊躇ってしまいます

じゃあまずはワークショップで本当にやりたいか考えよ!って言いたいのですが、
探した限りでは年間通じてワークショップをやっているところはありませんでした。(やってるよ!って所があるならもっと宣伝してほしい)
年に1〜5回位のワークショップはあるけれど、例えば4月に「勉強したい!」って思って次のワークショップが10月だったら勢い無くなっちゃう。私だったら忘れる。

商品を見た瞬間に買うことができるAmazonとか
ぱぱっとスマホで探して即予約する美容院とか
「その場で確約できる」って大切だと思うんです。
現代人は忙しいですからね、スピードが必要

そんな中、「ワークショップは半年後です!」って言われちゃうとぐおおおおおって思う。じゃあやーめたって。

例えば、誰もが知るその業界の巨匠がワークショップを年一回するぞ!なら話が違うとは思います。
でも、手始めに学ぶ場所は気楽に素早くできる方がいい

そこで香西は考えました。
「年中ワークショップ企画しちゃえばいいんじゃない?」

香西は会社を立ち上げて、スタジオさんからお声がけ頂いたり劇場貸すよ!と言ってくださる方がいたので、これ講師さえいれば出来るじゃん!!って思っちゃったんです。

講師の方々も集まってきて着々と準備しています。
(この記事は会社の宣伝記事ではないので詳しくは別に書きます)

演劇って、即時性が割と薄いと思っていて。
劇団で毎日公演をしている所は四季と宝塚くらいだと思うし、「今これをしたい!」って思った瞬間やりにくいんですよね。
これは演劇の演劇たる理由なので、「どの劇団も毎日公演しろよオラァ!」と言う気は全くありません。無理無理。自分のペースで公演しよ

ただ、「学びたい」に対してはアプローチが必要かなって思うんです。
今回は裏方の話ですが、役者であっても同じ話で。
年に数回しかワークショップがなくて専門学校に入学できるのは4月からってなると、それだけでハードル高いんですよね。

学ぶ場所がないと技術も文化も発展しないと思っているので、これはやばいぞと思っています。

裏方の皆様、もし「自分の技術を教えてもいいぜ」と思っているのなら、年に1度でもいいのでワークショップを開いてください。
100人が年に1度ワークショップを開催すれば4日に1度くらいはワークショップがあるから!!

そして、「自力でやるのはきついけど、場所用意して宣伝してくれて多少お金が貰えるならやってもいい」と言う方は、私までご連絡ください。
(結局宣伝になっちゃった)

いただいたお金は!!!全て舞台裏のためのお金にします!!!!殺人鬼もびっくり☆真っ赤っかな帳簿からの脱却を目指して……!!!