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21歳大学生、日本語パートナーズに参加してみる!🇹🇭

日本語パートナーズとは?

概要


こんにちは!現在、日本語パートナーズタイ12期として派遣されているハセです。

日本語パートナーズとは、独立行政法人国際交流基金が行う事業の1つで、主に3つの役割を担っています。

  • 現地の日本語授業のサポート

  • 日本文化の紹介を通じた交流

  • 現地の言葉、文化を習得し、発信する

 簡単にいうと、現地の日本語教師のALTに近い立場です。現地の日本語の授業にアシスタントとして参加して、日本の文化紹介も学校や地域の中で行い、さらに現地の文化や言葉も学んで、今度は日本に発信しよう!という感じです。

 20歳から69歳で日本国籍を有する方ならだれでも応募することができ、現地語の能力や日本語教育経験や資格の有無などは問われません。むしろ、日本語パートナーズはあくまでもアシスタントなので、選考過程では、現地の先生方と協力できるかや、日本語パートナーズとしての熱意や現地の文化を学ぶ謙虚さが重視されているように思います。様々な経歴や特技を持つ人、「海外で働いてみたい!」「日本語教育に興味がある!」「留学や旅行とは違う体験がしたい!」という人にピッタリの事業だと思います。

現地での生活は大丈夫?

日本語パートナーズ事業では、日本で行われる派遣前研修でしっかり準備できることに加え、国際交流基金からのサポートがあります。具体的には以下の通りです。

・現地での滞在費(派遣国や派遣年によって金額が異なります)
・往復の航空券
・現地での住居
・渡航前の予防接種費用の一部補助
・海外旅行保険代
・赴任時、帰任時にかかる支度金等
・現地語学習の支援  など

査証申請について

台湾以外の派遣先は普通のパスポートでは無く、緑色の公用パスポートで渡航します。また、公用旅券や派遣前の査証申請などの手続きは国際交流基金が行います。

(ビザの申請って結構複雑で、手間もかかると思うので、個人的にはとてもありがたかったです🌻)

これらの制度面から見ても、大学生にとって挑戦しやすい事業だと個人的に感じています。実際、タイ12期では多くの現役大学生が参加しています。もちろん、年齢層はとても幅広く、社会人経験豊富なシニア勢も沢山いらっしゃいます。そのため、本当に個性豊かで面白い引き出しを持つ同期に出会えることも魅力の一つです。

7月よりタイ13期の募集が始まるそうです。地方自治体推薦枠もあります。是非チェックしてみてください。

日本語パートナーズの詳細はこちらから↓

自己紹介

大学4年生、21歳です。現在は大学を1年間休学して、日本語パートナーズに参加しています。

🌼


最近の趣味はウクレレや、お笑い芸人のYouTubeを見ることです。

好きな言葉は「パッション」です🔥

面白そうな事が好きで、飲食店では新メニューを頼むタイプです。

このnoteでは、私のタイ生活で感じた「!」や、「?」を中心に書いていきたいと思っています。こういうもの書くのは初めてなのですが、読んでくれている誰かのタイの文化や学校のことを知るきっかけになったり、私のような日本語パートナーズになりたいとちょっとでも考えてる大学生の参考になれたらいいなとおもい始めてみました。

なぜ、日本語パートナーズに参加したの?

大学3年生の春に日本語パートナーズを知り、その年の6月にタイに行ったときにタイが大好きになり、またすぐ8月に大学のプログラムでタイに行ったことが決め手となって、応募を決意し、締め切りギリギリに応募書類を書き上げました。このあたりのことは長くなるのでまたいつか✏️

タイでパントマイムショーに急遽参加したときの


実は私、日本語パートナーズに参加するまで、日本語教育の経験もなく、タイ語も触れたことがありませんでした。大学の専攻も日本語教育やタイとは全く関係ありません。大学3年の6月に初めてタイに行きましたが、これが初海外、初飛行機でした。そんな私は面接で、とにかく熱意を伝えたのを覚えています。

タイに初めて行こうと思ったきっかけも、大学の友人がタイ料理を好きで、タイ料理屋に連れて行ってもらったから。約1年前の私はまさか今タイにいるなんて全く想像していませんでした。

初めて食べたタイ料理。タイで食べてみたい!からはじまった

どんな人が参加するの?

タイ12期の同期30人は本当に個性豊かで、世界各国で駐在経験がある人、JICA経験者、同い年で既に明確な目標がある人、現役日本語教師、などなど。もちろん、私と同じように日本語教育やタイ語の経験がない人も本当にたくさんいます。それぞれに様々な理由があって参加しています。熱意のある方々ばかりで、話を聞いているだけで、とても面白いです。

同期30人は、タイに到着してから、北から南までバラバラに派遣されます。でもSNSなどを通じて、授業でのアイデアを共有したり近況を報告したりと、同期はとても心強い存在です。

派遣前研修ってなにするの?

タイ12期の派遣前研修は、約4週間、埼玉の国際交流基金日本語国際センター行われました。主に、現地語研修(タイ語)と日本語教育について学びます。現地語研修は少人数クラスに分かれて、ネイティブの先生と行います。毎週末にテストもあったので、頭は毎日タイ語でいっぱいに。日本語教育については、チームティーチングを学ぶための模擬授業や文化紹介の練習といった実践的な内容が多かったです。あくまで日本語パートナーズとして教室でどのような立ち位置にいるのかを考えさせられました。

他にも、ワクチンの接種、外務省の方による「日本のASEAN外交」の講義や、「タイの病院事情」といった講義もあり、スケジュールは月曜日から土曜日までみっちりありました。渡航してからも、約1週間、現地で実際の派遣先の先生を交えた研修があったので、内定時の漠然とした不安は少しずつ消えていきます。

(ワクチン接種は一応任意ですが、タイでは狂犬病といった感染症の恐れがあるため、タイ12期は殆どの方が接種していました。また、接種希望者は国際交流基金から補助金が出ます。)

ちなみに、派遣前研修で同期と初対面です。正直、朝から晩までキラキラしている同期に囲まれ、
「あれ!私には何もない!」
と少し落ち込む日もあったのですが、
研修中に同期から
「はせの長所は元気な所だよ!それがタイでも輪のように広がるといいね」
と言われ、それからとにかく元気に前向きにを心がけています。

こんな風に良いところを見つけて励ましてくれる同期との時間もあって、研修を経て、いよいよ渡航への心の準備ができていきます。

そして、派遣前研修の閉講式では僭越ながら代表挨拶をする機会を頂きまして、それが本当に良い経験になりました。とても緊張しましたが、推薦してくれた同期が
「元気でたよ。パッション!」
と言ってくれました。大学生の私がこれからタイに飛び込むことに対して自信が持てましたし、日本語パートナーズに挑戦してよかったと思えた出来事の1つです。

面接練習に付き合ってくれた先輩にそのことを話したら、私よりも喜んでくれて、さらに背中を押されました。

タイ料理屋から、約1年後の今こうして日本語パートナーズに参加しているのが、なんだか不思議で面白いです。

閉講式にて

これから

読んでくれてありがとうございました!なにか日本語パートナーズのことでも何でも、知りたいことがあればよければ教えてください!
これから、少しずつ記録していくので、よかったら覗いてくれたら嬉しいです。
じゃあまた!

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