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[リガ・タリン]初めてのロマンチックデートPart2

タリン滞在2日目。
彼さんと待ち合わせして、博物館へ行こうと思ったらなんとその日は閉館。彼がGoogle Mapで、少し歩いたところに海洋博物館があるのを見つけてくれたので、そちらへ行くことに。かなり広めの博物館でした。

紙飛行機を作るブースがあって、私がふざけて鶴折ったりしてる横で、彼は超本気モード。真剣に折っては飛ばし、首をかしげてまた折り直す…声をかけても聞いてません。そういう人です。

待ち合わせ場所。

鶴を探せ!

海洋博物館を出てからは、外にあるちょっとしたアスレチックで遊んだり、展示物の船を見たり。途中から雨が降り出しました。

街に戻ってきて夕食には少し早い時間だったので、地下のバーでカクテルを一杯だけ飲みました。

彼の元カノさんが結婚式を挙げるそうで、付き添い役(?)をやってくれないかということを頼まれたそうなのですが、受けるか断るべきか迷っている・・・っていう話を聞いていました確か(笑)

その後夜ご飯を食べ、レストランを出たら雨はやんでいました。
いつもならここでおやすみ~と言ってお別れなのですが、彼がもう少し飲みたいと言ったので、私も行くことに。


ふたりで街頭の並ぶ坂道を上り始めました。
歩き出した時、彼がそっと私の腰に手を回して、「こうしててもいい?」と聞いてきました。問題ないよと答えてしばらく一緒に坂道をのぼり・・・のぼり終えたころで立ち止まって、キスしました。


気になっていた彼とこういう展開になって、もちろん嬉しかったけれど一方ですごく冷静な自分もいました。流れが自然だったからか、こうなることをどこかで予感していたような。

その後入ったバーはAM1時閉店で追い出されてしまったので、夜のタリンの街を散歩。
寒くて、ハグした時に彼の胸筋がプルプル震えてました。

AM3時に私の宿まで送ってもらいました。私は同じところに連泊予約していたし、彼もドミトリーに泊まることになっていたので。

翌朝、彼は私とふたりで泊まれる個室のあるゲストハウスを探してきてくれました。

その日は朝から教会を巡ったり、塔にのぼって景色を眺めたり。

教会にあった黒死病の絵。学校で習ったので見覚えあり。

午後から、郊外にある民族博物館まで行きました。何かイベントをしていたようですが私たちが到着したのは夕方だったのでお片付けモード。人も少なく、静かな野外を歩き回りました。
民族モノが好きな私はテンション上がりました。

これ何に使うん?って彼に聞いたら考えてみてって言われたので、たしか私は「洗濯物をしぼる機械だ!」みたいなことを言った気がします(笑)正解は、小麦粉を挽くためのもの、だったかな?記憶が曖昧。

野外展示されているお家に入ったら、なぜかおばちゃんたちがバターを作っていて食べさせてくれました。お手製のバター、彼さんも小さい頃よく食べていたそうで、懐かしい味がする!と喜んでました。

野外展示をひととおり見て、海辺にベンチがあったのでそこで黄昏れ。
だんだん風が冷たくなってきて、彼がカンボジアのクロマーを出してきて首に巻いていました。インドで私にもプレゼントしてくれたクロマーです。

彼さんは翌日の早朝にリガへ戻り、ベルギーへ帰ることになっていました。なのでこの日が彼さんと過ごす最終日。
海を眺めながら、これからどうなっていくのだろう、せっかく仲良くなれたのに寂しいな・・・と思いました。

帰りはバスが混んでいたので立っていて、バスが揺れた拍子に思いっきり彼に寄りかかってしまったのを今思い出しました(笑)書いていると、いろいろ蘇ります。


その日も夜ご飯を食べてから、夜の街をぶらぶら散歩。

夜は冷えるので、通りに面した建物の排気口から暖かい空気が出てくるのを発見して、しばらくそこにもたれかかっておしゃべり。
彼さんが、私の髪の毛を触って、" I like your hair. " と言ってくれました。
今日で最後だから寂しくなるね、って話もしました。

この通りの旗の下に排気口があったのです!懐かしの場所。


散歩した後、お酒を少し。はい、毎晩飲んでました(笑)
彼さんがお酒をご馳走してくれたので、Thank youを言ったら、おでこにちゅっとキスのお返しが。

同じバーの中で若いカップルが猛烈にチューしてて、おわあーと思ったけど結局私たちもちゅっちゅしてました。おゆるしを(笑)

ただ、私は前日の飲み歩き&夜更かしですっかり寝不足。
宿に着く前に寝られたら困ると彼さんが察知したようで、しばらく飲んだら宿に行こうかという流れになりました。

彼さんとの初ナイト!ですが、結論から言うと

ただ一緒におねんねしただけでした!!笑


いや、私がもう爆睡モードで、それどころじゃなかったんです(笑)


電気も消さずにふたりで寝落ちして、途中でやっとこさ彼が気付いて電気消してくれました。

寝たのはAM3時頃ですが、彼さんが早朝発のバスを予約していたので、AM5時には起床しなければならず・・・。

私が彼さんのバスの時間のことを忘れていて、ちんたら靴下を履いたりしていたせいでかなりギリギリの時間に宿を出発。

彼さんは私の宿まで一緒に歩き、送り届けてくれました。

最後にお別れのハグをして、彼さんはものすごい早歩き(彼さんの特技)で朝の暗闇の中へ消えていきました。

私はもう一度寝て、起きてからメッセージを送ったら無事にバスに乗れたとの返事が。

ただバスターミナルまでがかなりの距離で、彼さんもタクシーを捕まえようとしたのですが捕まらず、諦めて走ったそうです。あんな寝不足で、陽も昇らないうちに20分全力疾走するなんて・・・ごめんね。
しかもバスに間に合ったというよりは、定刻どおり走り出したバスを追いかけて手を振ったら運転手さんが気付いて乗せてくれたそうです。彼から話を聞いた時はびっくり&申し訳ねェって思いました。


こんな流れで、私たちはいわゆる恋仲になりました。

ただ、嬉しい気持ちだけではなく疑問、モヤモヤがあったのも事実。

彼さんと過ごすのは楽しいし落ち着くけれど、
日本とベルギーでは男女の付き合い方が違うのだろうし、次いつ会えるか分からない状況でどうやって関係を発展させていくのか。

そもそも彼の中で私はガールフレンドとして認識されているのか??ということすら分かりませんでした。キスして添い寝くらい彼にとっては何でもないのかもしれない・・・



ちなみに、彼さんを見送った日に私はタリンからモスクワまで飛行機で戻ったのですが、なんと離陸前に入眠し着陸後に目が覚めました。度重なる夜遊びのおかげです(笑)

最後まで読んでくださりありがとうございました!

彼さんとのエピソードシリーズは、まだまだ続きます☆

これからも、好きなことを気ままにゆる~く、書き続けます。いつも読んでくれてありがとうございます!