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親になり、イライラしやすくなったのは、心のコップに溜まる感情のせいだった

子どもを産む前は
そんなにイライラしなかったのに、
親になってから
イライラすることが増えた。

そう思う方は、多くいらっしゃると思います。

わたし自身も、その一人です。

出産した直後は、
イライラするのは
ホルモンバランスの乱れが原因だと思えても、
産後しばらくしても、
イライラすることが増えると、
なんだか自分の性格が変わってしまったのかも
と思って悲しくなりますよね。

そんなとき、こちらの本を読んだら、
イライラするのは、
自分の性格のせいではないと思え、
とても気楽になりましたので、シェアします。


「怒り」という感情が生まれるメカニズム

この本の中で、怒りが生まれる仕組みについて、
以下のように説明されていました。

✅「怒り」という感情は、単体では存在しない
自分の心の中にコップがある。このコップに、つらい、苦しい、悲しい、さみしい、疲れた、不安、というようなネガティブな第一次感情が注がれている
心のコップが、第一次感情でいっぱいになり、溢れ出たとき、「怒り」という感情が生まれる。
✅怒っている人は、たいてい、この第一次感情を理解して欲しいと思っている。
✅心のコップの大きさは人によって異なる。よく怒りを感じる人はコップが小さい。
✅眠れば、ある程度の第一次感情がなくなるが、ストレスが高い日が続くと、第一次感情が消化されずに蓄積され、少しのことで怒りが生まれる。

この話を読んでから、
「怒り」との向き合い方が
ガラッと変わりました。

今までは、イライラが増えたのは、
自分の性格が変わったのかなと
思っていましたが、

決して自分の性格のせいではなく、
第一次感情である、
ネガティブ感情が蓄積されているせいだ
ということがわかりました。

心のコップに注がれているネガティブ感情をイメージする

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この話を知ってから、
イライラする出来事があったら、
できるだけ、自分のコップに注がれている
ネガティブ感情の種類をイメージして、
自分が本当はどこに不満を抱えているのかを
確認する
ようになりました。

それを続けるうちに、
自分の心のコップに、
どの種類のネガティブ感情が蓄積されていると
少しの出来事で
どっと水が溢れ出してしまうのか

分かるようになってきました。

わたしの場合は、
・疲れた
・眠たい
・空腹で不快
・汚れて嫌だ
・焦り

このあたりの種類の水が多く注がれていると、
すぐにコップがいっぱいになり、
イライラとして溢れてしまいます。

普段なら聞き流せる
子どものワガママに対して、
つい大きな声で注意してしまうときは、
たいてい、このあたりの感情が溜まっています。

最近は、イライラした自分に気づいたら、

わたしの心のコップには、
いま、どの感情が溜まっているんだろう。

と、立ち止まり、

あー、眠たいから仕方ないよな。
時間なくて焦っているから仕方ないよな。

と、考えるようにしています。

怒りの本当の原因がわかるだけで、
かなり気持ちが落ち着き、
イライラした態度をしないように
コントロールできる回数が増えました。

また、逆に、
自分のコップに、
疲れた・眠たい・空腹・焦りなどの
感情が溜まっているときは、
自分がイライラしやすい状況だととらえ、
怒りが爆発しないように注意しよう
、と
思えるようになりました。

温厚な夫と自分を比較して落ち込む必要はなかった

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わたしの夫は、
怒ったことを見た記憶がないほど、
温厚な人間です。

一方、わたしは、
怒りっぽい方ではありませんが、
子どもが生まれてからは、
たまにイライラしてしまいますし、
瞬発的に、子どもに大きな声で
注意することもあります。

夫の育休により、一緒に過ごす時間が増えて、
そんな夫と自分の姿を比較し、
自己嫌悪に陥ることもしばしば。

でも、この本を読んで、
わたしは夫よりも、
「怒りっぽい性格」なのではなく、

夫と比べて、
心の中のコップの大きさが
少し小さいだけのかな
、と
思えるようになりました。

そうとらえると、
自分の性格のせいではないと思え、
自分のことを
否定することがなくなりました。

子育てをしていると、どんなに心のコップが大きくても、水が溢れやすい状況にある

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特に、子育てをしていると、
疲れ、焦り、不安、などの
ネガティブ感情が湧きやすいです。


さらに、寝不足が続いたり、
長時間の抱っこなどでからだに疲れが
溜まっていたりして、
常にネガティブ感情が消化されにくい状況に
あるといえます。

そう思うと、
自分の心のコップの大きさは変わらずとも、
子どもを産んでから、
イライラすることが増えるのは、
当たり前のことですよね。

イライラしやすくなったのは、
自分の性格が変わったのではなく、
自分の心のコップに注がれる
ネガティブ感情の量が格段に増え、
その水が蓄積されやすい状態
日々続いているからなのです。

そう思うと、なんだか気楽になりますよね。

ネガティブ感情を認識し、コップが溜まらないようにしたい

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イライラしないためには、
ネガティブ感情を認識し、溜めないことが大切。

そのためには、
自分を大切にする時間が不可欠です。

可能な限り自分時間を確保して、
最近、蓄積されやすいネガティブ感情が
何なのかを確認する
ようにして、
できるだけそれを取り除くようにしたいですね。

わたしも、
疲れた、眠たい、などの水が
たくさん注がれないよう、

できるだけ、体を休めたり、体力をつけて、
心のコップがいっぱいにならないよう、
自分を癒していきたいです。

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