社内SEのとある1日
社内SEの1日
今回は、社内SEである私の最近の日常について紹介します。
社内SEって大体の会社に数人はいますよね。
ただ、普段どんなことをしてるのか?知ってる人は少ないと思います(まあ興味ある人も少ないと思いますがw)。
ちゃんと仕事してるの?
ぶっちゃけ社内SEの仕事なんて楽なんじゃないの?
巷ではそういう印象を持たれている方もいるようです。楽かどうかについては、小生のブログにてまとめています。気になる方は下記を。
>> 『「社内SEは楽」3割本当で7割嘘』
2つの視点で1日を振り返る
今回は2つの視点から1日の仕事について考察します。
①時間単位
②業務割合(%)
①時間単位で見た1日
9:00〜10:00
社内基盤の確認とヘルプデスク
主に、社内基盤(サーバやスイッチ等)の状態確認と社内からの問い合わせ対応がメインです。
社内基盤の状態確認では、監査システムのコンソールから稼働状態の確認を行います。
社内からの問い合わせ対応、いわゆるヘルプデスク業務では、主に問い合わせ管理システムを利用してやりとりを行います。ただ、個別にチャットで問い合わせを受けることもあるので、その際は個別で対応します。
例・・・・
・チャットやメールの確認
・監視システムでサーバやNW機器のアラート確認
・問い合わせ管理システムでヘルプデスク業務
10:00〜12:00
プロジェクト対応(オフィス移転)
主に、午前中は自分が担当しているプロジェクトの対応を行います。今はオフィスの移転プロジェクトを担当しているため、移転先のネットワークやサーバの設計を行います。
プロジェクトはだいたいの2〜3個並行しているので、各プロジェクトの期日や進捗に応じて優先度を決めて適宜対応しています。
12:00〜13:00
お昼休憩
最近はコロナの影響もあり在宅勤務のため、当たり前ですが家で昼食を取ります。外で食べることもなく、大体パスタやうどんといった麺類を食べてます。
出勤している時は外食することが多いので、在宅だと食費が浮いて助かります。まあ栄養は偏りますが。
13:00〜14:00
MTG(ミーティング)
MTGは、日によってあったりなかったりしますが、だいたいお昼明けにやることが多いですね。午前中は頭が冴えてる時間なので、比較的に頭の使うタスクの消化を優先します。
MTGは、そこまで思考力を必要としないものが多いで、だいたい午後に入れてます。
今回のMTGでは、部署内での進捗を報告・共有します。自分が担当しているプロジェクトの進捗具合や課題について報告して、なにか詰まっていれば相談してプロジェクトが滞らないようにします。
14:00〜15:00
問い合わせ対応とチーム課題の対応
朝一でも出てきた問い合わせ対応の続きとチームとして抱えている課題の対応します。
問い合わせ対応は1日中来るので、常に問い合わせ対応を行なっていると、1日の大半をヘルプデスクで消費して、自分のプロジェクトへの対応ができなくなります。
そのため、私の場合は、朝イチと午後イチ(昼明け)と定時前の30分間にやると決めて、問い合わせの対応を行っています。
チーム課題の対応では、部署の中でさらに各担当業務ごとでチームとして抱えている課題について、対応します。
15:00〜17:00
プロジェクト対応(サーバリプレース対応)
自分が担当しているプロジェクトの対応を引き続き行います。
17:00〜18:00
問い合わせと1on1(1日の振り返り)
問い合わせ対応は先ほど述べた通り。
1on1では、所属部署の上長に今日一日にどんなことをしたのか(進捗報告等)を報告して1日を振り返ります。
1日を振り返った上で、明日の予定やタスク管理を上長と共有したりします。
②業務割合(%)
あくまで概算ですか、1日の業務割合をざっと一覧化してみます。※作成した円グラフはこちらのツールを利用しました。
社内SEなので、問い合わせ対応が1日のおよそ20%を占めることもあります(多少の増減はあります)。
一番時間を割いているのは、プロジェクトタスクの消化ですね。あと、在宅になってから、定期的に上長とのタスク進捗のやり取りする機会がふえました。人によって嫌な方もいるかもしれませんが、サボりたがりな私にとっては非常にありがたいですね。
1日を振り返って
社内SEの1日(自分の日常業務)を振り返ってみました。今は在宅業務ということもあり、こうしたスケジュールですが、通常の出勤業務の場合は若干変わってきます。
在宅の影響もあって、口頭での問い合わせや電話といった差し込む業務が少なく、自分の抱えるタスクの消化に注力できる点は在宅で良かった点ですかね。
逆に、チャットに気付くのが遅れたり、在宅の影響で社内ユーザからの問い合わせ稼働が増えたことは今後の課題ではあります。
何はともあれ、コロナの収束が1日でも早く終わることを願いつつ、社内ユーザの快適な環境での業務生産性向上に向けて、社内SEとして明日もまた頑張りたいと思います。
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