『何者かに成ろうと奮闘するニートの話』
主人公
「俺はインフルエンサーになる」
敵
「不可能。お前には個性も自由意志も無い。同じ生まれ年の奴らと同じ学校で育ち同じメディアを見せられてきたお前が思い付いたことなんか既に誰かが思いついてる。他人を使わずに自分を提示してみろよ、無理だろ?個性も無けりゃお前は他人にも依存してる。他人に影響なんか与えられる訳が無い」
ニートである彼が読んでいた漫画に出てきたセリフだ。
ニートは憤慨した。
「そんなわけはない、私は必ず何者かに成ってみせる」
ニートの精神レベルは小5で止まってい