僕が窓際社員になりたいワケ

僕は

サラリーマンがとても好きです。

サラリーマンっていうのはsalary(給料)をもらって働く労働者のことを言います。経営者が立てた経営目標を達成する為に、お金を貰って雇われているんです。


経営層が立てた会社の経営目標を達成する為に

業務毎に責任範囲を振り分けられた各が部門の目標を立ててそれを達成する為に

更に部門の業務を細分化させたがそれぞれの課の目標をたててそれを達成する為に

その課に所属する一般社員が担当業務をこなす。

あとは経営者が作った箱の中の範囲でそれぞれが役割をこなしていく

一般社員となった人の役割は、課の目標を達成する為に課長から与えられた仕事の範囲をがんばる!それだけ!一般社員は課の業務を覚えて高めていけばいい。そして仕事が課の中で1番できるようになれば係長になる。

係長となった人の役割は、課の中のジョブを先頭に立って引っ張っていく。エースの役。なので一般社員よりは確実に仕事ができて、知っていなきゃいけない。

課長となった人の役割は、課に所属する一般社員を課の目標を達成する為に業務にアサインする。その中でジョブ毎に1番できてジョブを引っ張れる人を係長に任命して業務の内容はそいつに任せる。なので課長は所属社員の力量を見極めて業務にアサインする。その際に業務を知ってないと所属社員の力量も測れないから、課の中で1番業務に詳しくなきゃ本来いけない。ただ、自分は業務を行わない。でしゃばらない。

部長となった人の役割は、部の業務を広く知っていなければいけない。ただ、その中で課の業務を深くまで知っている必要はない。部の目標を達成する為に各課長をコントロールして、課の業務のやりくりは課長に任す。あくまで部の目標を達成する事を考える。


経営者は経営の目標を0ベースで立てなきゃいけないので大変だと思いますが、サラリーマンは決められた目標を達成する為にそれぞれが決められた事をするだけなんです。だからそんなに難しくはないけど、その代わり経営者のおもちゃにならなければいけないんですね。

仕事ができるとか言って偉そうにしてる先輩も、ドヤ顔で指示出してくる課長もみんな同じサラリーマンやってるだけなんです。結局は人が作ってくれた箱の中でその箱のきまりを守り働いるだけなんです。だからサラリーマンだったら立場同じだから偉そうにすんなかす!

まとめると、サラリーマンは自由がなくて当然だけど、そのぶん気楽である!!


そんな自由がないサラリーマンですが、唯一このサラリーマンの箱の中で自由になっている人がいます。


それが仕事ができる窓際社員です


仕事ができる窓際社員は仕事ができれば上に上がっていくという、この決まったレールから完全に外れて自由になっています。

仕事ができなくてどこの部署も引き取ってくれなくて窓際社員になった人は違いますよ。

仕事ができるにもかかわらず、昇進もせず窓際にいて給料をそれなりにもらう。仕事の責任もないから自由。

この自由がない世界で自由な存在に僕は凄く憧れている訳です。

サラリーマンという自由がない世界を選んでおいて、自由になるという、そんな社会の裏技のような存在。

それが僕の憧れる窓際社員なんですね。

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