7/20〜7/24 ドル円 トレード戦略
ドル円 week
今週は実体の小さな陽線を確定(白矢印)。
上昇に転じられずブルーゾーンまで落としてきました。
いやぁ〜乱高下相場が続いていますね。
ただ、週足レベルで高値を切り下げてきているのは注目しておきましょう。
さて日足を見てましょう。
ドル円 day
以前より表示させていた仮の緑ゾーンはそのままですが、黄色ゾーンだけ変更しました(107.263〜107.398)。
徐々にこの辺りを節目として規定させてきているようです。
ただし、この黄色ゾーンを抜けたところですぐ上にはレッドゾーンがあるので、全体的には上値が重い印象になってきたように感じます。
可能性としては仮で引いた水色ラインのように、右底切り上げたダブルボトムも期待できますが、現時点では仮の黄色ゾーンで抑えられている状況。
ただ、もし右底で安値切り上げのアセンディングトライアングル(仮で引いたピンクライン)のような値動きを作って抜けた場合は上昇していく可能性もありそうです。
逆にこれが崩れていくようなら下落する可能性が高まりそうですね。
これをダブルボトムとして見た場合、左底は貧弱な値動きをしているので非常に微妙な印象ではあります。
ドル円 4h
今週はこの黄色ゾーンからブルーゾーンの間で推移していましたが、値動き的には下落スピードの方が早く下落圧の方が勝っている印象です。
天井固めをしてきているので、どちらかといえば上昇したところでショートを仕掛けるトレードの方がリスクは低そうです。
最後のローソク足は陽線ピンバーを形成(白矢印)しているので、また上昇に転じる可能性はありますが、上昇できたとしても黄色ゾーンあたりから失速して下落に転じる可能性もあるでしょう。
下の赤ラインは2度ほど反発されていますが、次もし3度目アタックが来たら抜けていく可能性もあるので注意しておきましょう。逆張りロング仕掛けるにしても、しっかり値動きを見てからの方が良いと思います。
今まで2回ともダブルボトム形成(黄色ライン)してから上昇に転じているので、その辺りの値動きを観測してからでもいいと思いますね。
まとめ
ドル円 day
来週も限定された値幅で動いていきそうですね。
というか、節目節目で利確していった方が無難でしょう。
先日、ポンペオ米国務長官は中国が進出を強める南シナ海での領有権の主張について「完全に違法」だと声明を発表。
また、中国に権益侵害されている東南アジア諸国を米政府が支援していく意向を示しています。
米政府はこれまでの中立的な立場を転換し、公式に中国の主張を全否定する立場を明確にしたことにより、いよいよ世界が分断する方向へ歩み始めたように感じます。
そして今年から相場環境は完全にリセットされ、新・相場環境に変化しつつあるようにも思えますね。
まだまだ変化の最中だと思うので非常に難しい相場だと思いますが、値動きに翻弄されぬように慎重にトレードしていきたいところです。
基本的にはどんな相場が来ようとも、値動きの本質は変わらないと思うので。
主な抵抗ゾーン
・イエローゾーン(110.758 - 111.326)
・ブルーゾーン(109.327 - 109.569)
・レッドゾーン(107.577 - 108.216)
・ブルーゾーン(106.480 - 106.746)
・イエローゾーン(104.579 - 105.266)
・ブルーゾーン(102.468 - 103.014)
・レッドゾーン(100.085 - 101.296)
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