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#112 一人では経験できない、二人だからこそ味わうことができる気持ち

自分一人でできることは限られている。

知識、経験、想像力、価値観。

自分がもっているものだけでは幸せも限られているような気がする。すでにもっているものだけで生きていくことは、とても狭い世界の中で生きているようなものだ。

一緒に生きていく人がいることで、意見を交わしたり、感動を一緒に味わったり、新しい価値観に触れたり、本音でぶつかり合って、傷つき合ったり、理解し合ったり、相手の本当の気持ちを知ったり。

そうした経験を通じて、自分がもっているものがどんどん増えていって、新しい価値観が生まれたり、楽しいことが倍になったり、苦しいことが半分になったり、心がより豊かになり、人生がより味わい深いものになったり。

だから、パートナーや家族だったり、友達や自分以外の大切な人という存在が必要なんだと思う。そして、相手の幸せを願う人が自分のすぐ近くにいることは本当に幸せなことで、その人のためにもっと強くなりたい、もっと頑張りたい、その人を守りたいと思うから、人として成長できる。一緒に困難を乗り越えることができれば、人としての幅や深みが出る。

もちろん楽しいことやうれしいことばかりではない。人と共に生きることは苦しいこともたくさんある。だけど、真摯に向き合って心が通じ合った時には想像もしていなかったような幸せや感動を味わうことができると信じている。

目の前の人を大切に思う気持ち。相手に寄り添う気持ち。相手の幸せを願う気持ち。その人のために頑張ろうと思う気持ち。やっぱり最後は相手を思う気持ちなんだと思う。

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