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めちゃめちゃ今さらやけど急に入ってこいの感想




今さらなんですが、10月17日(土)にやった【急に入ってこい】アーカイブを見てたら面白かったんで、今さらながら感想とかちょっとした裏話を書きたいと思います。

ちなみに【急に入ってこい】とは、ひこーき雲佐藤、ボーカル、とだただし、の3人でやったユニットコントライブです。チケット予約してくれてアーカイブを見れる数十名の人、以外はこの後読んでも全くなんのこっちゃわからないと思いますのでご注意下さい(笑)




まず、当日ちょっと配信トラブルがあってゲロ押しになりまして、ホンマすみません!
で、会場に来られてた方はご存知かと思いますが、開演直前はあんな感じになって。。笑
これちょっとヤバいなと思ってたんですがその後普通に笑ってくれたんで、ホンマにお客さんに助けられたなと思いました。皆さんようあそこから気持ち切り替えられましたね(笑)



ここからは一つ一つのコントについて





1.迫ってくるやつ

すみません、コントにあんまはっきりとしたタイトル付けてなくて、一本目のあれは3人とも『迫ってくるやつ』って言うてました(笑)

で、迫ってくるやつの話ですね。


なんやかんやあってやっと始まった!と思ったら後ろの扉が開きっぱなしやったからそれを閉めて欲しくて、でも役から外れるわけにはいかんからコントに入ったまま『扉閉めてくれ!』って言うてるんですけど全く気付いてくれなくて。。その後やりにくくなってただ墓穴を掘っただけでした。最悪のスタートです(笑)

でもこれ、なんでしょう、何が面白いんでしょうね。何か面白いんですけど、たぶん3人とも何が面白いんかわかってないと思います(笑)
お客さんも笑ってくれてたってことは、何か面白かったんでしょう(笑)





2.新商品の名前

そう、このコントは僕らは『新商品の名前』って呼んでました。決して『おちょんちょん』とは呼んでません(笑)

まぁそれはそれとして、やっぱり凄いですね、劇団座長の演技力。痺れました(笑)
で、ボーカルの『おちょんちょんです』が抜群でしたね。他の2人が『おちょんちょんです』って言うてもあそこまで面白くはならないと思います。ボーカルのあの声と表情が絶妙でドンピシャでした。『どこを誰がやるか?』ってなったけど、やっぱりあの配置で正解でしたね(笑)





3.電車

これは、佐藤が着替えなあかんから他2人だけで何かできへん?ってなって、2人だけでやってもらいました。
これもサイレントやけど面白かったですよね!
単純なんですけど、台詞がないからこそ色々感じてしまう不思議なコント、でもちょっと、わかる気がするんですよね。
元々必要ないし疎ましく思ってた存在やのに、急に離れられると寂しくなるという、人間の性みたいな、ひょっとしたら深いコントなんかも知れません(笑)





4.地下アイドル

これ僕、大好きなんですよ(笑)
罵声を浴びせてた2人はホンマにこのアイドルのファンなんですよね。でも、死んだ母親に捧げる歌とか、そういうのは望んでないんです。魔法かけられて『うわぁ~』とかをやるためにライブに通ってるんですよ。
それをど下手クソな歌でてめぇの母親に捧げるとかやられたら、そら『そんなんいらんねん!』ってなりますよね。『お前はそっちちゃうやろ!』みたいな。『ファンやからって何でも受け入れる思うなよ!』みたいなね(笑)

僕は絶対に笑ったらダメなんですけど、もう面白すぎてのっけから笑ってまいました(笑)
だって、2人とも完全にこっちを笑かしに来てるんです。『死人の話すな!不謹慎や!』とか、酷いじゃないですか(笑)
とだ君なんか歌始まった瞬間にふてくされて横になって寝だすし(笑)

取りあえず、夜中にベッドの中であのオリジナルソングとコール&レスポンスの部分を考えてる時にふと我に却って『僕は今何をやってるんだろう?』と思いました(笑)





5.バイトのバックルーム

これはもう、95%台詞が決まってなくて、ただただしつこく絡むだけっていう。。笑
もう、本番やってみんと自分のテンションがどうなるかわからんから、引っ張った方が面白いし、引っ張りすぎてもあかんしで、結果的にテンション上がり過ぎて正直ちょっと引っ張り過ぎた感じしました(笑)
でもまぁ、このバイトの先輩、決して悪人ではないんですけど、めちゃくちゃ嫌われてるんでしょうね。悪気がないのが一番の悪です(笑)




6.エロくないキャバクラ

個人的には地下アイドル→バイトのウザい先輩→アンニュイなホステスと連続やったので、役振り幅がエグいから気ぃ狂うんちゃうかなって思ってたんですけど大丈夫でした。元々が狂うてたんでしょうね、てへぺろ。

これも、何が面白いんかわからないですよね。何なんでしょう、コイツ(笑)男か女かも明言されてないんですよね(笑)
まぁ、3人とも異常者なんですよね。最終的には客で来たボーカルが一番異常なんかも知れません(笑)




7.裁判

これ、ホンマは被告人も板付きやったんですけど連携ミスで思ったよりも早めに電気が点いちゃって、冒頭は2人がアドリブで繋いでるんです。で、僕もどうやって入ろうかと迷って、連れて来られてる感じで入りました。だから、3人ともファインプレーなんです。もっと褒めて下さい(笑)

これのオチがホンマなくて、全員死ぬとか色んな案があったんですけど、保険で用意してる音源あるからそれオチにしよかって感じで、本番前にオチが決まりました(笑)

取りあえず、2人はめちゃくちゃ難しかったと思うんですけど、まさかあんな台詞少ない僕が噛むとは思いませんでした(笑)




8.家電人間

ボーカルが『ペットショップに人間売ってるとかどうですか?』とかわけわからんこと言い出して、なんやかんやで家電になりました(笑)

告知用フライヤーの為にボーカルにタイツの半裸になってもらったら思いのほか面白くて、じゃあこのコントもそれで立ってるだけで面白いんちゃうんってなったりとかで、決してこのコントありきのイベントやったわけではないです(笑)

僕これも大好きなんです。僕はペット飼った事ないけど、ペットが人間の気持ちを理解してる、なんて考えは人間のエゴやと思うんですよね。向こうからしたら『知らんがな』じゃないですか。外国人の霊媒師がペットの霊を降臨させて対話するとか、クソですよね(笑)
でもまぁ、それでもそう期待してしまうし、実際に通じ合える事もあるんかも知れないですけど。その一方通行を可視化したらこんな感じなんかなと。喋れるからって理解してるとは限らないわけです。まぁこれはペットじゃなくてお掃除ロボットなんですけど。最後の最後までヨシヒコに自我はなく、あくまでも恐ろしく優秀なただのAIなんですよ。

だんだんハートフルな感じになるのに自分の演技力が付いて行かなくて、だからもう下手でもいいから気持ちで行かないとと思ったりとか、色々と勉強になりました。こんなくだらん話やのに最後の方ちょっと客席の空気もしんみりしてましたしね(笑)





全体を通して、やっぱりこの3人やから出来たっていうか、この言い回し難しいかな?って所をとだ君とかボーカルがやるとバシッと決まったり、とだ君が『ごめんごめん言うノリがしつこい先輩っていうの考えたんで佐藤さんにやって欲しいんですけど』言うてじゃあやってみようか、ってやってみたら『もう台本いらんやんこれ』ってくらいすんなりハマったり(笑)

ユニットやけどそれぞれがお互いの持ち味を理解し合えてたから3人で会議しててもイメージの共有がスムーズで、だから面白いコントも作れたかなと。機会があったらまたやりたいですね。




以上です。アーカイブ見れる方はちょいちょい見返してニヤニヤして下さい😏
見逃した方はすみません、映像販売の予定はないのでもう見れないです(笑)
また次やる時はぜひ😉


サポートしてくれた人を生涯愛し抜くと誓います!出来る範囲で!