僕が苦しんだ便秘を間違いなく治す方法

30歳ころからひどい便秘に悩まされた、10代の頃はどちらかというと下痢に悩まされたので真逆の症状だがどちらも大腸に問題があるという点では同じだろう。
そのころは4日間便通がなく4日目に浣腸を使って出すということを繰り返していた。
これは異常だということで
30代なかばで一度大腸内視鏡を受けた
そのとき大腸の写真を見ながら医師は「きれいだ、ポリープもないし何の問題もない。ただ大腸の長さが平均より結構長いので今後何らかの病気になる確率は普通よりは多少高いかもしれない」
といわれたのだ、そのときはホッとしたが。今後のことを考え便秘に取り組むことにした。


こういうのはいきなり極端なことから始めるのがよい。よく逆に「少しずつ始めろ」とか言うが体に悪くない限り極端なことから初めて少しずつ減らすほうがモチベーションが続くのだ
まず最初にしたのが正攻法である食物繊維を多く摂るというもの。
わたしがやったのは、もっとも豊富に食物繊維が含まれるというドライあんずを大量に食べるというもの。ドライあんず一袋(当時は500円くらい)をハナマサで買い、昼食に一気に食べた。
これがてきめんに効いた。一回やっただけでもう、翌日からきれいな便が出始めたのだ。

ドライあんずより安いプルーンもまぜた
これもききめがある。プルーンのみの一気食いもした。これは便の質が違ってくる、下痢になるのだ。どういうことかというとあんずは食物繊維の作用で便が出るのだがプルーンはカリウムのとりすぎで水分を排出しようとするため便がでるということで、機序が違うそうなのだ。

これはいいと数日に一度やっていたが、やはりいくらなんでもしょっちゅうドライあんずやプルーンを一袋というのは、コスパ的にも良くないし糖質のとりすぎにもなるかもしれない。

次にやったのがボトルガムの一気食いだ。
これならコスパ的には同じようなものだがカロリーは0なので糖質の問題もクリアーできる
結果、これも便通には相当効果的だった。
ただしげり状の便になる。これはガムの人工甘味料が人間には消化できないため排出される作用だそうだ、効果は間違いなくあるのだがいかんせん、ひどくおならが出て腹がはるため食欲までなくなる。

ただ上記2つの方法は間違いなく効果を感じたので薬を使いたくない人はやるの良いかもしれない。

結局現在までやっている方法は緩下剤である酸化マグネシウムをとることである。
当時精神科にも通っていて、精神科の先生に相談したら、とりあえずこれを3粒から飲んでみろといわれ「マグミット錠」をわたされた
僕はまたも極端から始めようと最大の6粒を大量の水とともに飲んだ
これはてきめんだった。6-7時間後にひどい水状の便がでた。
それからは4錠にして、現在は市販の手ピカジェルで有名な健栄製薬の「酸化マグネシウムE便秘薬」をのんでいる、同じ成分のものがいろいろな会社から出ているが、これの240錠が一番コスパが良い。

それと同時に腸そうも大事ということでオリゴ糖と福地製薬のナチュラーぜlx錠、そしてキムチとヨーグルトも毎日食べている。
ただ便通というだけであれば酸化マグネシウムを6錠(と大量の水分)飲んで出ないということはないだろう。

処方薬の便秘薬は10年くらい前までこの酸化マグネシウムか腸を蠕動させるものの大きくわけて2択しかなかったのだ。蠕動させるものは体への負担も大きく、癖になりしかも次第に効かなくなってしまうのだ。

ただこの10年でたくさんの新薬が投入された。
全て試したが、わたしにとって一番効くのはリンゼス。それとほぼ同じくらい効くのはアミティーザ、グーフィス。いずれも大変な効果だが、特にリンゼスは便意をもよおすとすぐにトイレにいかないと漏れるのではないかという効きようだ。機序はそれぞれだがいずれも腸内の水分を増やすというもので従来の腸を蠕動させるというものより体への負担も少ない。
ただこれらは処方薬な上、薬価も高いので、ふつうは酸化マグネシウムで十分だろう、もしこれを6錠飲んでも効かない場合、クリニックにいき新薬を処方してもらうのが良いと思う。

現在は実は酸化マグネシウムを摂らなくても、2日に1度は問題なくでるほど腸相は改善しているようだ。ただやはり毎日快適に過ごしたいという理由で酸化マグネシウムを毎日摂っている。


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