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星屑

2020年11月15日 新月。公開!
新作ミュージックビデオをお届けします。

星屑

まわる まだまわる
壊れかけた星屑
熱い涙ながす あの子らの夢
追いかけて 追いかけている

さけぶ まださけぶ
乾ききった喉ぼとけ
今も響く 銃声の花
あきらめて あきらめている

おとなたちは 根腐れした
みんな消えた どこへ行った
またたいて またたいている
またたいて またたいている

映像作家・坂部敬史監督との
コラボレーション第二弾!

記念すべき初めてのコラボレーション
第一弾の作品は「ダンシャリ」でした。

こちらの記事には、コラボ誕生秘話(笑)を綴っていますので、もしよかったら合わせてご覧くださいね。

と、いうことで。
今回の作品は、観た人によって感じることが大きく違うだろうなぁ、と思うので、この記事には曲の解説というよりも・・・楽しかった撮影現場の思い出シーンを、たくさんの写真で記録しておきたいと思います。
わたしがあの美しい瞬間たちを、もう忘れて大丈夫なように。(脳内のワーキングメモリ極小なので、実際すでにあまり記憶にないよう!笑)

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まず最初の役者さん、Jimさんのご紹介を。
彼とは、6年前アイルランドの田舎町を旅していたときに偶然知り合いました。彼はカナダ人なのですが、日本在住の素晴らしいフィドル(バイオリン)奏者で、この時ちょうどアイリッシュミュージックの小さなお祭りに参加していたのです。で・・・ちょっとその話を書き始めるとひとつの記事に収まらなくなってしまうのでドバッと省略しちゃいますが、それから帰国後は1度も再会することはなかったのに、2019年の春、ばったり日本で再会して(!笑)ようやく連絡先を交換できていました。

今回、監督のふみちゃんがこの「星屑(ほしくず)」が好きだから、ちょっとノスタルジーな雰囲気でモンタージュっぽく撮りたい、と提案してくれたときに、真っ先に浮かんだのがJimの顔。

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美味しいラーメンごちそうするから、ミュージックビデオに出演してくれない!?とお願いをして、見事、3度目の再会を果たしました。笑

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やっぱり!超すてきー!

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スチール担当の谷本さんと!会った瞬間、友達になる二人。笑

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この日は頼れるサポートに中村大輔くんも駆けつけてくれて、ワイワイ!

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頂上を目指すケーブルカーの先頭に立ってはしゃぐ男の子たちの姿は、もはやただの遠足でした 笑

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みーんな思い出になっていくんだなー、なんて。
終わるのがさみしくなるような、1日だった。

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なんてセンチメンタルには浸っていられない!
われわれは、食って寝てうんこして笑う生き物なのだ!

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「あんた、日本語うまいねえ。」
お店の常連さんたちが、煙草プカプカしながら話しかけてくれる。なんでもない平和すぎる光景に、ちょっと泣きそうだった。
打ち上げまでたっぷり癒された、高尾デイでした。

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さあ!日付変わって気持ちも切り替えて、有楽町はぴっかぴかの晴れ。大好きなCafe ツタンカーメンへ!
▼ここでライブしたときの様子はこちら

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ここでは歌うシーン撮影と、お蕎麦ランチ!

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おいしかった・・・
朝早くからお店をあけてくれて、撮影に快く協力してくれた店主のクリスにスペシャルサンクス。そして、午後から急いで海へ〜!

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さあ、この日のスペシャルモデル、Nanamiちゃんの登場です。
ふみちゃんが Instagramで見つけた!!!と大興奮していた彼女。しなやかで芯があって、とても美しいのです。会った瞬間、まじでわたしも惚れた。

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かわいい

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かわいい子に群がるおじさんたち

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あっっ

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ギャーーーーーーー

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かわいすぎる!!!!!!!!!

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おまえじゃない。

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わーーーーもうあかん。女神降臨・・・

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わたしの撮影したベストショットはコレ
(ごめん、後半わたしもただのおじさんでした 笑)

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かわいい子を見すぎて倒れた兵士役のくまちゃん←

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くまちゃんも一瞬「右手」の出演をしていますので、気づかなかった方はもう一度チェックしてみてね。笑

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ということで、ごめん、後半はNanamiちゃんのかわいさに興奮してほとんど何も書けませんでしたが、そういう日でした。やー良かったー。
撮影後も、ほとんど徹夜明けで疲れきった監督のふみちゃんと、彼女のかわいさについてひたすらチャットしてしまうというダメな大人としての夜をめいっぱい楽しみました。

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21歳の Nanamiちゃん。
帰りにいっしょにおいしいカレー食べてるときに、夢のこととか今悩んでることとか、その日初めて会ったのにすごく心をひらいてたくさーん話してくれて。ああ、わたしも今の彼女と同じ頃にデビューして、大人たちのリフジンに揉まれてたなぁ、と懐かしく目を細めながらウンウンと頷いた。

見た目も境遇もぜんぜん違うけど、この撮影がなかったら大げさじゃなく一生出会うことのない彼女と、ひとつの作品を残せて。
あの頃の自分の話を聞いてあげているような、不思議な感覚にも包まれた。

大人たちはホント勝手なことばっか言うからさ。自分がこうしたい!と思った通りに、自分の感じてるものを一番だいじにしていったら、そうやって道を選んでいったら、絶対大丈夫だよ!

Nanamiちゃんに言ってるんだか、過去の自分に言ってるんだかわからない言葉が、自分の口から勝手にするするとこぼれていって。言いながらなんか可笑しかったです。また会おうね、だいすきよ。

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というわけで以上、思い出フォトとともに高速の駆け足で撮影現場を振り返りました!

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監督に伝えているのは「全部すきにやって」笑
彼にとっても今回は、ピンホールレンズを使ってみたい!という実験的なチャレンジの作品であって、いわゆる「お仕事」だと到底できないこと、でもやってみたいと思ってたことを実現できる、いつまでも捨て身で成長できる場としての制作になったらいいなーって。そんな活動を、これからもゆっくりペースで、続けていけたらいいなと思っています。

なにか表現をするとき、伝えようと思ったことの内容がそのまま伝わることって、実はほとんどないのかもしれない。
だけど伝えようと思った温度、熱量は、生命力そのものだ。その炎が、胸にあるということ、それを燃やしているということこそが、だいじ。
それが 宇宙に生まれた星屑の、さだめ。

いっぱいの写真、一緒に見てくれてありがとう!
みんな、だいすきじゃーーー!


かおり

星屑
Music: Kaori Hikita
Director: Takafumi Sakabe
Model: Jim Ediger/Nanami

Thanks to
Daisuke Nakamura
Hiroshi Kumamoto
Hiroshi Tanimoto

Created by studiofoo 


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