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「おりこう山」「おばか山」を行きつ戻りつの先に「天才案」が待っている。

コピーライティングとアイデアの発想法
〜クリエイターの思考のスタート地点〜 

宣伝会議から出版されている、日本のトップクリエイター数十人による寄稿集。それぞれのアプローチや手法は異なるのに、根っこの部分はやっぱり同じなんですよね。やはりキーワードは「左脳と右脳」。

■磯島拓矢
商品から発想をスタートしたら、社会と向き合いつながろう。

■中村禎
頭から血が出るくらい考えよう。

■渡辺潤平
左脳の右脳化
必要な情報が濃密に反映された前半戦と、自分の挑戦したいことに重きを置いた後半戦。

■麻生哲朗
企画のときの頭の使い方は、右で感じた何かを左に放り投げ、左で考えた何かを右に放り投げる。それを反復し、振幅が段々小さくなってくると、理屈が姿を消して感覚的なものになっていく。右と左どちらでもないところで、あるべき企画を探そうとしている。

「新しい」と「分かる」の間で悩み続けるのが企画の大半である。その両者でもあり、両者でない場所。

「今」受け入れられることと、「それから」も古びないこと。

まず最初の一日を確実に仕留めなければ、先はないと思うのだ。そしてその最初の一人には、自分しか置けない。

■玉山貴康
1、今どこにいるのか
2、どうやってそこに行くのか
3、どこに行けるのか

■角田誠
コピーとは発見である。
「ずらす」ことで気持ちよく裏切る。
遠足の感想文を、中身は同じなのに、現地のガイドの立場として書いた。

■眞鍋海里
1、アイデアの設計図をつくる
2、アイデアを製造する

■横澤宏一郎
プレゼンの理想は説得ではなく納得。

■中島信也
「おりこう山」「おばか山」を行きつ戻りつの先に「天才案」が待っている。

■細田高広
コピーライティングはこころの工学。こころの詰まりや欠落感が小さな言葉の部品で補修され、スムーズな感情の流れが生まれるその先に、商品や企業を好きになるという心が生まれる。

■こやま淳子
脳にディレクションする。
自分に取材し、自分を感動させる。

■山口広輝
ブランドは「クライアントや商品の人柄」、コピーは「その人が発する声」のようなもの。

■下東史朗
アイデアの起点、思考の道筋
古代ローマでは、四つに分類
「発想」主題をよく理解して知識や情報を集める準備。
「配置」収集した知識と情報を並べ直すこと。
「修辞」この構想にストーリー順序をシナリオとし言葉を加えたり引いたりする。
「表出」こうしてできた原稿を何度も練習して人前での読み上げ方を習熟していく。

■山本高史
アイデアの起点とは、「知ること」「知っていること」である。

■大久保浩秀
きれいごとを書くな。本当のことを書こう。

#宣伝会議
#コピーライティングとアイデアの発想法

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