英語シナリオ第一稿を書き終えて。

3月10日、無事に英語でのシナリオ82ページを書き終えて提出することができました。

ここでは、今後のために、良い点、反省点を書き留めておこうと思います。

着想

いくつか案を作った中で、

夏の暑い日、子供たちが友達の死体を運ぶ

これが奇妙で思い浮かぶ映像もキャッチーだったので選びました。死体を隠そうとする子供たちとそれを見つけようとする大人たちの構図も、後からスリリングな展開ができそうだというのも決め手でした。

最低でも80ページ、時間にすると約1時間半。まぁ、なんとなるだろうと甘い考えを、その時は持ってました。

反省点1 理由

最初は好評だったんですが、そのうちに、なぜ運ぶんだ?という疑問を聞かれるようになりました。この理由づけに2転3転しながらシーンを作り重ねていきました。が、なかなか納得されなかったので、結構、この作業に時間を使いました。

突飛なものもいいけど、ちゃんとその理由を考えて選ぶべきでした。

反省点2 登場人物

最初は、基本的に子供2人にフォーカスしたものでした。この二人に次々と災難が襲いかかるというのをストーリー展開を考え作っていました。授業も佳境に差し掛かる頃、これでは時間が足りない。親や警察のシーンを足しなさいと言われてしまいました。今から!と思いましたが、大慌ててで親のシーンを作り、ストーリーに挟み込みました。

書き終わって思ったのは、確かにその通りで、追加シーンがなければ完成できなかったです。登場人物をある程度増やしておくべきでした。

反省点3 時間設定

最初の発想が、死体を運び逃げ惑う、という感じもあり、死体が腐乱していくことも考えるとそんな時間はないな。スリリングに時間が過ぎてほしかったし、休憩を挟めば緊張感もなくなると思い、一日で終わる話にしてしまいました。こちらも、終盤くらいに早すぎると指摘されてしまい、確かにそうだと思いましたが、着想は終盤までできていたので後戻りができなかったです。

最初から数日に分けておけば、いろいろシーンが追加できたので、執筆に苦しむことはなかったなと反省しています。

反省点4 英語ではなく量

英語は母国語ではないですし、正直全然ダメですが、なんとか書き切りました。ネイティブからするとおかしな英語なんだと思います。が、問題はそこではないです。

キャラクターの使い分け。シーンの展開。ビジュアル描写の部分がまだまだ足りない。英語だからではなく、単純に量が足りてない。次回は、特にキャラクターに関してははっきりと区別できるよう描写したいです。

良かった点

とはいえ、期限通りに作品を完成させたのは良かったです。何度も何度も書き直してきたおかげでシーンのストックができて、なんとか80ページを超えることができました。

気づくと自己最長の長さの英文なので驚きです。ただし、セリフとか空白が多いので厳密にいえば80ページもないです。

シナリオの構想を練るところで約1ヶ月半、執筆に1週間ちょい。振り返るとよくやったなと思います。

初まりの終わり

題にある通り、第一稿が終わったところです。先に書いたように英語も無茶苦茶です。いろいろ試行錯誤した理由もうまく機能していないように感じるのでその辺も改良の余地ありです。これからは、第2稿、第3稿と稿を重ねるながら、シーンの削除、追加を繰り返していく作業になります。

が、息つく暇も無く既に次の新作の作業に取り掛かっております。まさにアメリカンスタイル。時間があったら、稿を重ねたいと思います。

時間があったら。

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