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リハ塾マガジン

臨床で感じるなぜ?を解決し結果を出したい人のためのWebマガジン。 機能解剖、生理学、病態やメカニズムの理解、そこから考えられるアプローチを学び、より臨床で使える形で知識を提供し…
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2024年1月の記事一覧

座位から体幹機能を高めるためのポイント

リハ塾の松井です! 体幹機能は歩行、起立、リーチ動作など、各種動作において重要な機能なのは言うまでもありません。 また、体幹機能が土台となって、上肢のリーチや下肢の振り出しなど、上下肢の筋出力が発揮されるため、体幹機能が機能的に働くことは必須です。 そんな重要な体幹機能を座位から高めるための介入方法を今日は考えてみましょう。

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ストレッチポールを使った運動療法のメリットと実践

リハ塾の松井です! 皆さんは運動療法を指導する際、道具を効果的に使っていますか? 周りを見ると、意外と何も使っていない方が大多数なのですが、道具を使えば使わないよりも効果を高くすることもできます。 そこで、今回はストレッチポールを使った運動療法を紹介していきます。 これを機に今までストレッチポールを使えていなかったなーという方は一度使ってみることをお勧めします!

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自主練習を継続してくれない3つの要因

リハ塾の松井です! 僕は普段、外来リハビリも担当していまして、自主練習を指導することがよくあります。 外来でなくても、ある程度症状が落ち着いていて、自主練習もできる方には入院のリハビリでも指導することがあります。 自主練習を指導したことのあるセラピストならあるあるな悩みかと思いますが、「自主練習をしてくれない」という悩み。 これって患者さんが悪いのでしょうか? セラピストが工夫できることはないでしょうか? 運動器はもちろん、脳血管や内部障害に対するリハビリでも運動療

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骨折の形状別のリハビリにおける注意点

リハ塾の松井です! 急性期の整形病棟で勤務していると、骨折でリハビリのオーダーが出ることは珍しくありません。 大腿骨頚部骨折や転子部骨折、上腕骨頚部骨折、腓骨骨折、圧迫骨折など、骨折による疾患は多岐にわたりますよね。 よくある疾患だけに、慣れてくると「あぁ、大腿骨の頚部骨折ね。はいはい。」といった思考になりがちですが、これは実は危険です。 同じ大腿骨頚部骨折という疾患名でも、折れ方が全く同じ方はいません。 折れ方によってリハビリで注意する点も異なるので、必ず折れ方と

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画像所見の確認の重要性!リハビリに活かすための画像の診方

リハ塾の松井です。 毎年、新人さんの指導を任されていますが、「この方、大腿骨の骨折だけど、どこが折れてるの?」と質問しても、答えられないことが何度かありました。 そもそも、レントゲンやCTを確認していませんでした。 同じ大腿骨頚部骨折という病名でも、折れ方は人それぞれ必ず違います。 なので、「あー、はいはい、大腿骨頚部骨折ね。」と終わらせるのではなく、必ず画像所見はセラピストも確認しないといけません。 確認しないままリハビリを進めると、良かれと思ってやっていることが

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肩関節リハのポイントは骨頭の求心位

リハ塾の松井です! このような悩みありませんか? 短縮した筋をストレッチしたり、痛い部位をマッサージすることも必要ですが、それだけでは大きな改善は見込めません。 個人的にかなり大事にしているのが、如何に骨頭を関節窩へはめ込むかということ。 これができれば、あとはそんなに難しくないと思っています。 具体的にどういうことか解説していきます!

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膝OAの疼痛は筋骨格系だけではなく多因子が関与

リハ塾の松井です! 今回は変形性膝関節症の疼痛の原因について詳しく見ていきましょう。 膝OAにおける疼痛は関節内圧の亢進と滑膜の炎症が主な原因です。 ですが、臨床をしていると疑問に感じませんか? 変形が大きくてもほとんど疼痛がない症例、反対に変形がほとんどなく腫脹と言えるような所見もないのにも関わらず疼痛が強く出現している症例がおられませんか? このことから、膝OAにおける疼痛は関節内圧や滑膜の炎症などの筋骨格系が原因の痛みだけではないということが言えます。 では

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椎間板性腰痛の病態

リハ塾の松井です! 圧迫骨折や腰椎椎間板ヘルニア、腰部脊柱管狭窄症など、腰部疾患は高齢者でも多く、臨床でも多く経験する疾患だと思います。 主症状の1つは腰痛ですが、腰痛以外にも臀部や大腿などの下肢痛や痺れの訴えがあることもあり、決して簡単な病態ではありません。 そこで、今日は数ある腰痛の原因の中でも、椎間板性の腰痛に関して一旦基本に立ち返り、椎間板性腰痛の機序についてまとめてみました。

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膝OAの運動学から臨床で何を考えるか

リハ塾の松井です!

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運動療法で寝返りをすることのメリット

リハ塾の松井です! 今日は寝返り動作の重要性について解説します。 寝返り動作は生活する上で誰もがする動作です。 なので、寝返りできない方はリハビリで練習することもあると思いますが、既に寝返り動作ができる方にはリハビリとして寝返り動作をすることはあまりないのではないでしょうか? ですが、寝返り動作を自立させるためではなく、身体機能面で見ても寝返り動作は有用な運動療法になるということをお伝えします。

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肩挙上初期に問題に対する棘上筋・棘下筋の運動療法

リハ塾の松井です! 今回は腱板筋群でも外旋へ働く棘下筋、棘上筋への運動療法の紹介。 その中でも、棘上筋、棘下筋の上部繊維を狙ったものです。 棘上筋、棘下筋は腱板損傷や断裂でも障害されやすい部位です。 腱板に損傷がなくても、肩関節挙上を代償して肩甲帯挙上をおこなっていると、肩上方組織の滑走性が低下しやすく、棘上筋や棘下筋の機能不全、柔軟性低下が起こりやすいです。 今回紹介するのは、そんな時に有効な運動療法です。

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肩関節屈曲制限の考え方

リハ塾の松井です! 肩関節の障害で最も多い訴えの1つが「肩が挙がらない」というもの。 臨床でも屈曲ができないという訴えは本当に多いです。 そんな訴えに対して、何とか屈曲制限を改善しようとしますが、中々上手くいかないことも少なくありません。 僕自身は今でも難しい症例はたくさんいますが、若手の頃よりは悩むことは少なくなりました。 何で悩むことが少なくなったのか、今回はそんな僕自身の経験を踏まえ、屈曲制限に対する考え方をお伝えします!

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運動療法を指導するための7つのポイント

リハ塾の松井です! セラピストであれば、運動療法や自主練習で方法を指導する場面って必ずありますよね。 この時に何を意識して伝えていますか? 伝えたつもりになっていて、実は伝わっていないなんてことありませんか? 運動の回数? 運動量?頻度? それも大事ですが、こちらの意図が相手にどれくらい伝わっているのかが一番重要です。

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疼痛が強い症例の関わり方と介入

リハ塾の松井です! 今日は以下のような質問をいただいたので、これに回答していきます! 経過が分からないので、何とも答えられない部分はありますが、歩けるけど、痛みが強くて膝の屈曲ができないという状態というわけですね。 この場合、考えるべきは2つありまして、「痛みの原因」と「膝屈曲ができない原因」です。 まずはこれを整理して考え、原因として何が考えられ、何ができるかを考えていくべきかと思います。

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