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リハ塾マガジン

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2019年7月の記事一覧

膝関節において超重要なハムストリングスの解剖と触診

リハ塾の松井です! 今回はハムストリングスの機能解剖、触診、アプローチをご紹介します! 膝と言えば、大腿四頭筋とハムストリングスの触診は最低限できておくと良いです。 重要な筋肉なので、皆さんももちろん評価、介入するはずですが、細かい機能解剖などを理解しておくと、普段行っている評価やアプローチにも応用が効きますよ! では、早速ハムストリングスの機能解剖から解説していきます!

神経から考える膝関節の痛み

リハ塾の松井です! さて、今回は膝周りへ影響を与える末梢神経の解剖を踏まえ、それを元に神経に対してアプローチする方法を解説します。

膝関節障害で必須!大腿四頭筋の触診とアプローチ

リハ塾の松井です! さて、今日は膝を診る上で必ずと言っていいほど診る筋肉、大腿四頭筋について解説します! 大腿四頭筋の機能解剖、触診、アプローチまで網羅してまとめました!

TKA術後による膝への影響考えていますか?

リハ塾の松井です! 僕の知り合いは、バリバリ走り込んで、筋トレもがっつりしてて、フルマラソンは3時間前半で走るくらいスポーツマンなのですが、地域のドッジボール大会でアキレス腱断裂してしまったようで、現在僕がリハビリ中です。笑 アキレス腱断裂の患者さんはあまり来ないのですが、これだけバリバリスポーツする方でも割と簡単に断裂してしまうのだなーとびっくりでした。 話を聞くと、最近は走り込む距離を増やし、筋トレも負荷を強めて、今思えば体のバランスが悪くなっていたかもとおっしゃっ

運動連鎖から考える膝関節の問題

リハ塾の松井です! さて、今回は膝を中心とした運動連鎖のお話です。 運動連鎖って知ってはいるけど、実際に臨床に活かせているかというと分からないという方も多いのではないでしょうか? 実際僕もそうでしたが、運動連鎖の概念を理解すると、痛みが起こる原因や機能障害の原因などを考える上でかなり便利です。 臨床的な視点から考える運動連鎖について解説していきます。

肩関節のインピンジメントへのアプローチ

リハ塾の松井です! 今回は肩関節のインピンジメントについて解説します。 肩が上手く屈曲、外転できず、痛みを訴える方って少なくないですよね? そんな方に対して、どんな評価、アプローチをしたら良いのか、この辺を解説します。

歩行における股関節伸展を出すには

リハ塾の松井です! 歩行時に骨盤が後傾して股関節が外旋してしまい、上手く前方への推進力が作れない方って多いですよね。 もう少し股関節が伸展してくれたらなーなんて思うことも少なくないのではないでしょうか? 今回は解剖学と運動学的側面から、骨盤と股関節の関係を見ることで、何故股関節の伸展が出にくくなるのかを解説します。

四肢を動かして体幹筋を働かせる

リハ塾の松井です! 臨床では、圧迫骨折や腰椎椎間板ヘルニア、腰部脊柱管狭窄症など腰部疾患はとても多いです。 急性期はもちろん、慢性期でも腰部周囲の筋肉の緊張が高く、腰椎の可動性が低下している場合が多いです。 ですが、動きが悪いからといっても、痛みがあると中々腰部を積極的に動かすような運動や介入はできないこともあります。 その場合、四肢の運動によって体幹へ介入する方法を知っておくと便利です。 対象者も痛みを伴わずに体幹の安定性、可動性を高めていくことができるので、痛みが出

肩甲帯挙上の代償動作を改善するには

リハ塾の松井です! 肩関節を外転や屈曲する際によく認められる代償動作として、肩甲帯を挙上させるような代償があります。 肩関節のリハビリをしたことがある方であれば、ほぼ必ず見たことのある代償動作ではないかと思います。 僕自身もそうですが、いつもこの代償動作が中々改善されず悩みます。 ただ、ここで中々改善されないからといって、闇雲にストレッチやカフエクササイズをしていても恐らくあまり効果はありません。 ここで考えなくてはいけないのは、何故そのような代償動作が起こるのか、そ

他動運動と自動運動の違い

リハ塾の松井です! 今回は膝関節の痛み、他動運動と自動運動での違いについて解説します。 膝の痛みと言っても、どんな場面で痛いのかによって原因は様々で、介入も異なります。

ラテラルスラストが起こる原因とは

リハ塾の松井です! 昨日、実習に来ている学生さんと話していて、「内反変形があるからラテラルスラストが起こる」と言っていたのに対して違和感を感じました。 変形していてもスラストが認めない方は認めないし、これでは変形があるから痛いと言うのと同じです。 変形も原因の1つではあるはずですが、変形はリハビリではどうにもなりませんし、じゃあなんのためにリハビリをするのかということになります。

股関節伸展制限の評価と介入

リハ塾の松井です! 股関節の伸展制限がある方って多いですよね。 また、股関節の骨折や股OAなど、股関節疾患の方も臨床で見る機会が多いこともあり、股関節伸展制限が問題点となる場合は多いはずです。 伸展制限があるからと言って、ただ何となくストレッチやROMexをしていても中々改善が乏しいことも少なくありません。 伸展制限と一言に言っても、原因は様々なのでそれに合わせて介入するべきです。 今回は、股関節伸展制限の原因と介入について解説します。

体性感覚を代償する前庭感覚と視覚

リハ塾の松井です! 脳卒中患者は運動麻痺による筋肉の過緊張や低緊張、表在感覚や深部感覚障害によって、体性感覚が少なからず損なわれています。 そんな状態では、今までは当然の様にできていたことができない、難しくなるということは容易に想像できます。 なので、それを踏まえて、どういう戦略がその方にとって適しているのか、それを考えて提供する必要があります。 そのための要素の1つとして、前庭感覚と視覚による代償があります。 今回はこのあたりについて解説します。

足部における舟状骨の役割と考え方

リハ塾の松井です! 足部って骨が多く、それだけ関節や筋肉、靱帯も多くあるため、評価や介入も複雑で難しい部位です。 ですが、一つ一つどんな動きが必要なのか、または動きすぎているのかを評価のもとに介入すると、わずかな介入でも変化は起こります。 インソールを数mm入れただけでも変化があるのは、それだけ足部が繊細で微細な変化にも対応する部位だからです。 今回はそんな足部から舟状骨の評価と介入について解説します。