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森と畑の子どもキッチンRe start:Day5【2020年2期】

いよいよ来週はある意味本番。いちあんさんへプレゼンテーションを行います。

大人だってそうですけど、商品を企画してのいっぱつめ、のプレゼンテーションってめっちゃ準備しません??緊張しません??子ども達にしてみたら「プレゼンテーションってなんですか???」の状態なわけで小学校でそんなもの習わないわけで。緊張するのはきっと直前(笑)

ということで、今日の授業はそこからスタート!


プレゼンテーションの意味

さて、あなた達はどうして今回パンを企画してもらうことになったんだっけ?
「いちあんさんで自分達の考えたパンを売ってもらうため!」
「自分達でつくった野菜を使うため!」
そうだね。

では、そのパンはなんでもいい?どんなものでもいい?
「お客さんが美味しくて喜んでもらえるパン!」
「いちあんだんとお客さんがびっくりするパン!」
そうだよね。喜んで欲しいしびっくりして欲しいよね。

自分たちの表現したいパンを売ってもらえるように提案するのがプレゼンテーション。

提案ってわかるかな?
「これがいいんじゃない?って相手に伝える」
相手もこっちがいいんじゃない?ってきっと言うよね。どうする?
「一緒にいちばんいいものになるように話しをする」

だそうです。小学生でこの「感覚」がわかっていたら、会話の質や方法も変わってくるんじゃないかな。

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プレゼンテーションを調べると「説得する」とあるのですが、私としては「一緒にいいものをつくっていく」という感覚を覚えてくれたらいいなぁと考えています。


宿題はだれのため?

前回の宿題は「手順を確認しながらつくれるようになってくること」でした。できた?と言う問いに曖昧な答えを返す子ども達。
これは一期生でもそうでしたが、練習して来た子、親に言われてやってきたんだろうなという子、やってこなかった子、とても顕著です。

学童や習い事、週末はお出かけ、と、「時間がなかった」と教えてくれる子もいます。それでも「やる」と決めたことに責任を持ってやり遂げることを覚えて欲しいと思っています。「やる」と決めたのは「宿題をやる」ではなく「お客様に自分たちが考えたパンを届けること」です。そのために「全力でプレゼンテーションをする」わけで、そのためには「練習をする」が必要なんですよね。そこをすっ飛ばして「お客様に届ける」はできません。

お母さんが気にしてくれなかったとしたら自分から「協力して」とお願いしないとなりません。だってお客様に届けるのは自分なんだから。これは自分のやりたいを叶えるための「頼る」の練習でもあります。一人でやらなきゃいけないなんてことはないわけですから。

そんなちょっと厳しい話もしながら、早速練習です!


自分達で手を動かすから伝えられる

やってみて氣づくこと。やったから理解できることがたくさんあります。


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カブは硬い!こわい!
と言いながら、コツを覚えて少しずつ長く皮をむけるようになりました。


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ホワイトソースは一生懸命混ぜないと焦げちゃう〜


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ニンジンのすりおろしはほんっとに大変!!!


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ヘラでのせてからバターナイフを使うと薄く塗れる♪

子ども達、ものすごい集中力でした!頑張った!!!



出来上がったパンは・・・・秘密です!笑



最後はプレゼンテーションでどこを誰が話すか担当を決め、大事な「ネーミング」も決めました!

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来週は畑の様子を見て12月を想像しながら、パンをつくって持参しプレゼンテーションに臨みます。


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