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オンライン開催でここまでできる!オンライン活用のイベント/セミナー5つのスタイル

こんにちは。岩橋ひかりです。
イベント/セミナーのオンライン開催について、書き始めてみたら書きたいことがどんどん溢れてきて・・・オンライン熱が止まりません🔥

というわけで、今日もnote更新してみます!(前回記事前々回記事 ともにたくさんの方に読んでいただけているようで嬉しいです😊)

今日は、これまで私たちがオンライン開催してきたイベントの具体的事例について。具体的事例を見ていただくことで、オンラインでこんなことも出来るんだ!というイメージを持っていただけるかなと思い、ご紹介させていただきます。

オンライン講座を運営していたので、メンバーが国内外にいて。メンバー同士の交流を図るため、致し方なく、イベントやセミナーをオンライン開催してきたのですが、、、振り返ってみれば、試行錯誤しつつ、いろんなスタイルでオンライン開催してきました。

以下、オンライン活用のイベント/セミナー、5つのスタイル。具体的事例とともにご紹介いたします!

事例1) オンラインで国内・海外会場を結び交流イベント

オンラインを使えばこんな楽しいこともできる!ということをご紹介すべく最初にとりあげるのは、オンラインで複数のサテライト会場をつないで開催した交流イベント(・・・はい、単なる飲み会です🍻)

(↓ 各サテライト会場と結び、乾杯しようとしているところ)

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昨年末、一昨年末もこのスタイルで、キャリア講座卒業生メンバーとクリスマス&忘年会を兼ねて交流会を行いました。

例えば、上記写真、2018年末に行ったイベントは当日は一体どうなっていたかというと…

・本会場(東京):30名@トルコ料理レストラン🇹🇷🍽
・サテライト会場①(栃木):6名@居酒屋🍶🍱
・サテライト会場②(大阪):4名@鍋料理屋🍲
・サテライト会場③(タイ・バンコク):7名@あるメンバーの家🏠

という4つの会場を開設。

首都圏メンバーは東京の本会場に、関西圏に住むメンバーは大阪のサテライト会場②へ、といった形でそれぞれ周辺に住むメンバーが各会場へ。それらの会場でパソコンを準備し、事前に準備したZOOMのリンクにつなぐと・・・それぞれの会場の様子をお互い見ることができるわけです。

また、各会場から離れた地域に住むメンバーや、外出できなかったメンバーも個々人でZOOMを通じてオンライン参加すると、自宅にいても交流会に参加可能!

(↓ 12月、クリスマス時期だったので私もサンタ帽子で参加🎅)

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会場、オンラインを通じて約40名が集合したこの日は、過去にオンライン講座(MYコンパス・アカデミー)を受講した卒業生と、現役受講生が交流できる貴重な機会でもあって・・・

各会場にいる新旧メンバーと各会場での交流時間、オンラインをつないで各サテライトの様子を聞いてみたり、全員がスマホ片手にクイズ大会に参加したり、現地での交流とオンラインでの交流を融合しながら、食事もしながらという楽しく濃い2時間でした。

各サテライト会場のレポートを含めたイベント開催レポがありますので、よろしければぜひご覧ください↓

【✍️事例1:オンラインで国内・海外会場を結び交流イベント】

2018年末開催 クリスマス交流会(東京・栃木・大阪・バンコク)
2019年末開催 キャリア講座 交流会(東京・大阪・名古屋)


・・・ちなみに、このスタイルでのイベントを開催するときに、各会場のお店選びで重要なことはこの2つ⬇️

①Wi-Fi🌐があること
②モニター🖥があること(本会場は特に!)

最近は、Wi-Fiやモニターが使えるお店も増えてきていますので、
ぜひ皆さんもそうした視点でステキなお店を選んでみてくださいね!


事例2) オンラインで自宅や職場からイベント/セミナー参加

一番シンプルに、すぐできるのがこのスタイル。

例えば、私の経営するMYコンパス社で1月に開催したオンラインキャリア講座「MYコンパス・アカデミー」の開講式は参加者全員がオンラインで参加。
受講生が自宅、最寄りのカフェ、コワーキングスペースなど、それぞれの場所からZOOMでオンライン参加しました。

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画面で見ると普通ですが、実は、東京、茨城、栃木、静岡、新潟、愛知、兵庫、山口など国内各地、そして海外はイギリスからメンバーが参加。

日本は朝10時でしたが、イギリスは時差のため深夜1時、、、にも関わらず参加してくださいました。海外にいながらも日本語で話ができるのは貴重な時間だとか。

・・・ちなみに、こうしたオンライン参加スタイルでのセミナーを、日中仕事があるワーキングマザーでも参加できるように、ということで、頻繁に開催しているのが「ランチタイム・オンラインセミナー」

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お昼休みに合わせて、オフィス近隣のカフェや、オフィス近隣駐車場の自家用車の中から、お昼を食べながら参加という方も多く、とても好評です。
詳しくは下記の開催レポでご覧ください 🔽

✍️事例2:オンラインで自宅や職場からイベント/セミナー参加】

オンラインキャリア講座 MYコンパス・アカデミー 10期開講式
ランチタイム・オンラインセミナー(テーマ:プロジェクトマネジメント術)
ワーママ転職 ランチタイム・オンラインセミナー

事例3) リアル✕オンライン融合スタイル

事例2の応用版という形が、この融合スタイル。
会場でのリアル参加と、オンライン参加 、同時にその両者がいる状態で開催するスタイルです。

この場合、会場・オンライン参加者はこんな感じ・・・

●会場参加者:スタジオ観覧者
●オンライン参加者:ZOOM越しに視聴

イメージとしては、「テレビ番組の生放送」のような感じ。

このときに、登壇者やスピーカーにとって重要なのは、「オンライン参加者を中心にイベント展開する」ということ。

リアル✕オンライン同時開催の場合、リアルの会場側を、オンラインに同時配信するケースが多いと思うのですが、私は逆。オンラインの方がメインで、会場はサブ。会場参加者はスタジオ観覧者と捉えてイベント運営しています。

というのも、会場側をメインにすると、オンライン側はどうしても疎外感・孤独感を感じてしまうもの。自宅などから1人で参加している場合も多いでうすし、会場の空気感のようなものは、画面越しにはどうしても伝わりづらいので、オンライン側をメインに、視線やちょっとした話の中での配慮をしていくことが大切です。(会場でどんなことが起きているのか、画面で伝わりづらいことを言葉でフォローします。テレビでいう「副音声」も同時に伝える感じです)

それだと逆に、会場側の参加者が疎外感を感じるのでは?と思う方もいるかもしれません。ですが、これまで数多く開催した中で会場参加者側から不満が出たことは一度もありませんし、オンライン参加者からも会場参加者からもポジティブな感想を頂くことがほとんどです。
オンラインの方がメインで、会場はサブ。これめちゃ大事なので、ぜひ意識してみてください!

(会場の様子↓ せっかく現地に来てるのにサブ扱いですが、、、笑  もちろん会場だからこその良さもあるので、楽しんでいただいております。)

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(↓オンライン参加者にZOOMで配信している画面)

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このスタイルでのイベント開催レポはこちらから↓

【✍️事例3:オンライン参加者と会場参加者がイベントで融合】

セミナー:女性コミュニティ立ち上げの裏側
セミナー:自分らしい働き方を実現「プロジェクトワーク」
セミナー:女性と転職〜「スタートアップ」という選択肢~


事例4) パネラーがオンライン登壇するパネルディスカッション

事例2や3をマスターした方に続いてご紹介したいのが、パネルディスカッションなどのトークイベントにオンラインを活用するスタイル。

イベントの中でもトークイベントは数多く開催されると思うのですが、オンラインを活用することでこんなことができます。

A:登壇者は全員会場で登壇、その様子をオンラインでも配信
B:登壇者が会場とオンライン、それぞれから登壇
C:登壇者が全員異なる場所からオンラインで登壇する

つまり、登壇して欲しい人が遠方に住んでいたとしても、トークイベントを開催することができるのです。

A(登壇者は全員会場で登壇、その様子をオンラインでも配信)のスタイルでのセミナーで一番大規模だったのは、このイベント。

育休をテーマにした、私の講演とパネルディスカッションの2部構成で開催したイベントだったのですが、会場から約50名、オンラインからも約50名が参加しての総勢100名規模のイベントとなりました。

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大規模であったとしても、会場からZOOMでつなぐという意味では同じなのですが、会場が広い分、音声や会場の様子がオンラインでしっかり届くかどうかということにはかなり神経をつかいました。

前々回の記事でもご紹介した「オペレーター」の役目がここでも大事なのですが、この日はオンライン参加者も50名を超える状況だったので、オンライン参加者側にオペレーターをもう1名配置。オンライン参加者の状況を専任でモニタリング、必要に応じて対応してもらうようにしました。

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100人規模のイベントの様子はこちらの開催レポでご覧いただけます↓

【✍️事例4:転機の活かし方〜育休中に新しい働き方に挑戦する女性たち〜】
●開催レポ https://mycompass.co.jp/all/works/post21121/


つづいて、B(登壇者が会場とオンライン、それぞれから登壇)のスタイルのパネルディスカッション。

例えば、このときは登壇者が3名いたのですが、
・2名:会場登壇
・1名:オンライン登壇
という形に。

(↓オンライン登壇者が話している様子)

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このスタイルで初めてのイベント開催だったので、いつもより事前準備を入念に実施。遠方の人でも登壇できることで、イベントの幅が広がりました。

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この日の開催レポはこちら↓

【✍️事例4:パネラーがオンラインや会場から登壇するディスカッション】
復職に正解はない!~”わたし流”復職のリアル~


オンラインを活用したパネルディスカッションの中で、最難関。一番の応用編が C(登壇者が全員異なる場所からオンラインで登壇する)のスタイル。

このスタイルで開催したイベントのテーマは駐妻(パートナーの駐在により海外に帯同した女性)でした。登壇者の皆さんは、駐妻なので海外にお住まい。

というわけで、インドネシア・ジャカルタ、そしてタイ・バンコクから2名の方に登壇していただきました。

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実は、ZOOMの準備などで一番テクニカルに大変だったのがこのスタイルなのですが、それは「登壇者2名とモデレーターの画面」を配信する、ということにこだわったからです。

通常のZOOMでオンライン参加者、登壇者2名、会場とを結ぶと、1)でお見せしたような、皆さんの画面がズラッと並ぶか、だれか1人の顔が大きく映るような設定しかできなくなってしまうのですが、

登壇者、そしてモデレーターの私の3名が一度に見えるほうが、話を聞く側としては聞きやすく、表情も見えるのでリアリティをもって参加できます。

事前にリハーサルまでして、当日のZOOMや機材のセッティングを準備、当日はこんな風に3名が話す様子をZOOMでも配信しながらオンライン参加の方にご覧頂くことができました。

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この日の開催レポはこちら↓

【✍️事例4:パネラー全員がオンライン登壇するパネルディスカッション】
駐妻2.0~オンラインで作る新しいキャリア~

事例5) 自宅からパジャマで参加するオンライン飲み会

ここまでご紹介したのは、セミナーなどパブリックなイベントですが、実はかなりプライベートなところでもオンラインを活用しています。

それがこの「オンライン飲み会」

私が運営するキャリア講座の受講生の大半は働くママたち。普段は、ただでさえ忙しい日常な上に、夜は子どものお迎えや世話でなかなか出かけられない。しかも、受講生たちは全国各地にいるので、全員がリアルで集まって飲み会をするのはかなり至難の業・・・。

ということで開催したのがオンライン飲み会でした。

こんな感じで各自好きな飲み物を持って、子どもたちが寝る22時ごろにZOOMに接続⬇️

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子どもの寝かしつけを終えた皆さんが、部屋着やパジャマ、メガネ姿、すっぴん(!)で大集合。
キャリア講座修了後のそれぞれの近況を話したり、卒業生コミュニティの今後のあり方を話したり、、、ときに真面目に、ときにゆるーく、22時から始めて、深夜1時頃まで続くことも多かったです。

このスタイルなら家族と予定の調整をしなくても、子どもがいても、どこに住んでいても飲み会に参加できるし、眠くなったらすぐ寝ることができるし、本当に楽しかったのですが・・・

あまりにも楽チンで楽しくて、ついつい夜ふかしが続いてしまうと、
仕事に差し支えが出てしまうので、そこだけご注意くださいませ^^

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当時の様子は、私のブログでも記録していました↓ ご参考までに!

【✍️事例5:自宅からパジャマで参加するオンライン飲み会】
https://ameblo.jp/sunnystyle/entry-12331242496.html


以上がオンライン活用のイベント/セミナー5つのスタイルでした。

もはやマニアックすぎて、、、詳しい動作説明などは書きませんでしたが、他にも、Facebookライブとの併用が最速で動画共有できるとか、音声のハウリングを防ぐ方法とか、細かなノウハウは色々あります。もし興味ある方いたらご相談ください。


さて、今回の記事はいかがでしたでしょうか?
必要に迫られて始めたオンライン活用でしたが、出来ることが多くて、その可能性にドハマリしております。笑
この記事が誰かのお役に立てれば何よりですし、オンライン開催のヒントに活用いただけると嬉しいです。

↓↓ 前回、前々回の記事もあわせてどうぞ ↓↓


最後に宣伝。
来月、はじめての出版を予定しております。こちらは本業。女性のライフキャリアについて書いていますので、よかったらぜひお読みいただけると嬉しいです。


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