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考えすぎること

マレーシア在住、編集者でライターであるのもときょうこさんのnoteを購読している。のもとさんの記事を読んでいると、日本人特有の考え方による生きづらさみたいなものがだんだんわかってきた。マレーシアでは以下のように、あまり他人に深く入り込まない人が多いらしい。

自分については、昔に比べてだいぶ生きやすくなったと思っているけれど、今でも他人の気持ちについてはものすごく考えてしまう。このツイートにある人とは真逆だと思う。たとえばメールでなにかお願い事をしたときに、もちろん文面にも最大限の気を遣うのだけれど、半日くらい返事がないだけで、いろいろ想像してしまう。

ああ、失礼な言い方をしてしまったのかなとか、不愉快になっていたらどうしようとか、とにかくいろいろなことをぐるぐる考えてしまう。そしてこれはほぼ100%取り越し苦労なのだ。それも自分で分かっている。心配な気持ちと、いや大丈夫だよこの人ならという気持ちは、返事が来るまでずっと対峙している。

ここまで考えなくてよい様々な解決方法はあるのだと思う。よく言う「他人に期待しない」というものだったり。

誰しも、自分と他人は経験が違うから、同じことを体験しても全く違う感じ方をして当たり前なのだ。でもそれを理解することが、手放しで他人の反応が気にならないということにどうしても直結しないのだ。

最近よく書いているけど、理解していてもできないことについては諦めることが多くなった。今は他人の反応が気になる時は、そういう自分をしかたないなと思いながら、ただ時が過ぎるのをひたすらに待つ。そうすると、ああやっぱりなんでもなかったね、という時がすぐ来る。

変わっていないようでいて、諦めるようになってから少し心の負担は減ったのかもしれない。「○○が心配」から「わたしは○○を心配してしまう人間」になると、ちょっと心持ちがちがう。自分の面倒さとも、なんとかうまく付き合っていきたい。

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