見出し画像

フットサルをひとつの競技としてちゃんと観戦した話(前編)

こんにちはでっぱのひかです。

前回の更新では、私がフットサルを改めてみに行ってみようと思うきっかけを書きました。


そんなこんなで、3月の初めに観戦を決めてから3ヶ月ほど待ち望み、
6月5日から開幕したFリーグ。9月に行われるフットサルW杯を前に一度中断期間に入る約2ヶ月の間に見に行った試合がこちらです。

6月11日 (金)
フウガドールすみだvs名古屋オーシャンズ

6月26日(土)
立川・府中アスレティックFCvs名古屋オーシャンズ

7月10日 (土)
Y.S.C.C横浜vs名古屋オーシャンズ
湘南ベルマーレvs立川・府中アスレティックFC


リーグ中断前、最後に観に行った7月10日については共同開催というかたちで小田原アリーナに4つのチームが集まり、同じ会場で2試合することができました。

コロナ禍における特別な開催方法というわけでではなく、Fリーグでは時々このようなかたちで試合が開催されることがあるみたいです。

「横浜のチームがなんで小田原でホーム扱いで試合するの!遠いんですけども」


開催情報を見た当初はこんな悪態をついていましたが、共同開催の試合ではなんと1試合分のチケット代金で2試合分の試合を見ることができるめちゃくちゃお得。文句の言葉を吸い込み謹んでお詫び申し上げます。


以前フットサルを観戦した時には、正直競技への興味がほぼ全くなかった(失礼)ため、事前にルールを調べることをせず観戦をしてしまいました。

その反省を生かし、観戦前にしっかりと下調べを・・・・。

してません。

ただ今回はあえて、細かいルールを確認したり、事前に知識を蓄えるということをしませんでした。
調べたのは競技時間と、ポジションの名前くらい。

理由としてはすでに誰かが書いたフットサルとサッカーの違いや、観戦する上での楽しみ方を知り、「確かにそうだった」と答え合わせをするのではなく、できるだけその違いを自分で見つけたいなと思ったから。

ここからは、私が新ためてフットサルの試合を見て「ここが面白いな」
「ワクワクしたな」「サッカーと違うな」と感じたことを素直に書いていこうと思います。ルールもまだ完全には理解しきれていないので補足などがあればぜひコメント欄にて教えてください。


①普段着ない色を纏って、新鮮さが味わえる

観戦に備え、まずは応援したいチームを仮決めすることにしました。

選んだのはFリーグの絶対的王者として(?)君臨する名古屋オーシャンズという名古屋を本拠地とするチームです。全然神奈川関係ない。

Fリーグが2007年に開幕して以来、14シーズンを終えたうちの13回、リーグの優勝を果たしています。14シーズンのうち、13回。優勝を逃したのは2016-2017年シーズンの1度だけ。

ハッキリ言ってバケモンです。

「サッカーはフロンターレで、フットサルはオーシャンズ?結局強いチームが好きなんじゃん」


と言われそうですが、否定しません。
全くその通りです。

やっぱり強い男は格好いい。


と、思うかそうでないかは個人の好みですが、
競技経験もなく、観戦経験も少ない私にとってわかりやすく上手さがあったり、わかりやすく強いチームは大変ありがたい存在です。


フットサル観戦にどれくらいハマるかはまだわかりませんが、形から入るタイプなのでユニフォームは買うことにしました。


フットサルのレプリカユニフォームは、大体8,000〜15,000円くらいで購入することができます。

とりあえずにしては高額な商品ですが、
サッカーのユニフォームよりはちょっと安いです

届いたユニフォームがこちら。

iOS の画像 (4)


こうして、サッカーを応援している上では一生縁のなかったであろう赤色のユニフォームを着る口実(?)ができました。

これはあるあるだと思うのですが、洋服や雑貨、ちょっとした文房具でも応援しているチームのチームカラーを選びがちということが皆さんあると思います。

また全く同じ色でなくても、水色のチームを応援する私にとって、同系色の青や紺は許せても、真反対にあたる赤やオレンジには抵抗がある・・・・。

ただこれを機に「意外と赤もいいじゃん」ととっても新鮮な気持ちになりました。

オーシャンズのユニフォームがかっこいいっていうのもあると思いますが、ユニフォームが届いただけで非日常!を味わうことができ、それだけでめちゃくちゃテンションが上がりました。単純な女です。

②とりあえず会場の臨場感が半端ない

私が説明するまでもないですがサッカーは屋外で行われるのに対し、フットサル(Fリーグ)は室内にて行われます。

フットサル観戦でのおすすめポイントとしてピッチと観客席の距離の近さ
が挙げられるかと思いますが、アリーナに入った瞬間に聞こえる「音」も臨場感を構成する魅力的な要素の一つだなと感じました。

室内だからこそ響く、
キュッキュッというシューズの音。
ゴールネットが揺れる音。
スタジアムDJの方の掛け声。
選手の同士の掛け声。


特に、力強いシュートが壁に当たる音は最初はびっくりしますが、慣れてくるとだんだんアドレナリンが出てくるというか、なんだか格闘技を見ている気分になるというか...。

うまく言えませんがサッカー会場では味わえない臨場感と迫力を体感することがきます。

とにかく試合前のアップからドキドキとワクワクが止まりません。

iOS の画像 (6)


③じわじわ進む時計と速い試合展開のギャップが楽しい


いよいよ試合開始!!!!

ここで目に入るのが、会場内に設置された時計。
20分からスタートし、残り時間を表示してくれるものなのですが、

iOS の画像 (5)



これ、試合中にぴたっと止まるんです。

ここでサッカーとフットサルのルールの違いとして、プレーイングタイムで時間を計測し、競技が行われるということがひとつあります。

選手の負傷時はもちろん、ファウルやカードなどが出されてからフリーキックまでプレーが止まった時、そしてボールがピッチの外に出てからキックイン(サッカーでいうスローイン)が行われるまでの時間もほぼ正確にピタッと時計も止められます。

そして、ボールがピッチの中に再び入りプレーが再開した瞬間から、また時計も動き出すんです。

地味な違いに感じられますが、時計がピッチからも観客席からも見やすい場所に設置がされているので、事前に止まることを知らなくても結構すぐに気がつきます。

そして止まってるのに気付けると、なんか嬉しい。

サッカーが前半45分+後半45分の計90分(+AT数分)で行われるのに対し、フットサルは第1ピリオド20分+第2ピリオド20分の計40分とサッカーの半分以下が競技時間として定められていますが、

このプレーイングタイムで競技を行うことにより、実質サッカーと同じくらいの時間が経過します。

私が観戦した試合でも、13:00に開始した試合の第1ピリオドが終わったのは13:45過ぎでした。

コートもサッカーと比べて小さく、そのぶんボールがラインから出る回数も比較的多いこともあり、試合の中で数十秒ごとにプレーが止まるということが度々起こります。

なのでしばらく試合を見ているのに、時計を見ると思っていたよりも残り時間が減っていなくて、私の個人的な感想としては、時間感覚だけだとサッカーの前半45分よりも、1ピリオドの20分が長く感じられました。


ただ、だからと言って試合が間延びしてしまっているなと感じてしまったり、余計なタイムロスが長いな。退屈だなと思う試合は今の時点では1試合もありません。

0-0でスコアレスドローのまま試合が終わることはまだ見たことがないですし、サッカーよりも5点、6点とどんどん点数が入る試合もたくさんあります。

コートが小さくその分速守速攻のスピードのある展開で、ちょっとでも目を離すと何が起こったかわかないうちに点が入ってしまうということもあるので、目が離すことができません。

加えて、

・オフサイドがない
・パワープレーとかいう「チートタイム」がある
・交代枠の制限がない


といった、フットサル独特のルールが試合を盛り上げるスパイスになっています。

たくさん点差が離れていても、逆転のチャンスが何度も訪れ、最後の1秒で、1点入るということも珍しくなく、試合終盤でめちゃくちゃ盛り上がるので、結果として少し長いと感じていた1ピリオドも、2ピリオドを終えて試合終了の笛が鳴ってしまうと、

「あれ?もう終わっちゃったの?」
「あともうちょっと見ていたいんだけど・・・・」


という気持ちになっています。

試合時間が短いと思いきや、体感としては長く感じ、はたまたあんなにたっぷりあると思っていた残り時間が、気がつけばあっという間に終わってしまう。この時間軸のギャップに翻弄される感じが、たまらなくやみつきになります。

怖いと思っていた人の可愛い一面が見えたり、真面目で誰にでも優しい人の、ちょっと悪いところや、闇の部分が見えるとそのギャップよりでグッと惹かれるなんてことないですか。ないですかね。

どんどん私を振り回してくれ!
く〜〜!堪んねえな!


ここまでですでに4,000文字近くを書き連ねてしまい、一旦集中力が切れてしまいましたが、まだ書いておきたいことがあるので、それはまた後日後編として書いていこうと思います。

当たり障りのないフットサル観戦の感想文になってしまいましたが、ここまで読んでくれた皆様ありがとうございます。

次も頑張って更新するぞ〜お〜!!!

後編はこちら💁‍♀️


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?