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FASからスタートアップに転職して1年半。2023年は新しい事業部を立ち上げて行きます。

この記事は2022年M&Aクラウドアドベントカレンダーの13日目の記事です。

こんにちは。M&Aクラウドで今期(2022/12〜)から新設されたエージェントプラットフォーム事業部で事業部長を務めている小林です。
昨年はテクノロジーというテーマでこんな記事を書きましたが、その後もテクノロジーの力を借りながら、娘もすくすく成長し、相変わらず"めちゃかわ"を振りまいてくれています。

今年のテーマは「今年の振り返りと来年の抱負」ということでこんな目次で書いていきます。


M&Aクラウドで何をやっていたのか?

2022年の自分の役割は大きく分けて3つありました。

1. M&Aアドバイザリー事業部の1チームのマネジメント(マネージャー)
2. M&Aアドバイザー(プレイヤー)
3. エージェントプラットフォーム事業責任者(新規事業立ち上げ)

M&Aアドバイザリー事業部のマネージャーとして

M&Aアドバイザリー事業部としては人数も増加し、当然その分売上目標も高くなる中、チーム制にする等マネジメントの構造を変えた年であり、M&Aアドバイザリー事業部としてはまさに「0→1から1→100へと進化するタイミング」だったかと思います。

僕自身はプレイヤーとしての役割は比重を下げ、マネジメントと新規事業をメインの役割としており、チームメンバーには大いに迷惑を掛けたことを申し訳なく思うと同時に、チームとして上期末時点で通期予算を達成し、通期としても約130%の予算達成ができたことに感謝の気持ちでいっぱいです。

2023年からはM&Aアドバイザリー事業部からは離れることになりますが、2022年と同じく、1年後には素晴らしい成果が見えそうな兆しが既に見えており、期末の結果が楽しみで仕方がないです。

M&Aアドバイザー(プレイヤー)として

プレイヤーとしては、比重を下げたものの2件の案件成約のお手伝いをすることが出来ました。
比較的スムーズに成約された案件もあれば、とても大変な出来事があった案件もありましたが、どの案件も思い出に残るエピソードがあり、M&Aには毎回ドラマがあるなと改めて思いました。

M&Aの世界に入ってから10年弱になりますが、何件案件を経験してもクロージング時の感動は毎回新鮮ですし、ようやくクロージングを迎えた時の案件に関与したメンバー・お客様とのぶっちゃけトーク(あの時は忙しすぎて死ぬかと思いましたーとか、社内説得のためにこんなことまでしましたーとか、第一印象と今では全然違いますねーとか)をしている時のなんというか幸福感は他の何事にも変えられないもので、M&Aアドバイザーは良い仕事だなとしみじみ思っています。
(M&Aアドバイザーの皆さん、わかりますよね?)

これからプレイヤーとしての活動から卒業するのは寂しい限りですが、今後はM&Aアドバイザーが活躍できるプラットフォームを作る立場として引き続きM&Aの現場に関わって行くので、新しい環境にワクワクしています。

新規事業責任者として

新規事業責任者としては、やるべきことが見えた1年でした。
M&Aの業務は案件獲得〜成約までのリードタイムが非常に長く、6ヶ月〜1年を超えることもあるような仕事です。
そのような業界において、仮説・検証にも相応の時間がかかる中、新規事業のユーザーとなるM&Aアドバイザーの方々との会話を繰り返し、日々自分自身がマネージャーとして、またプレイヤーとして活動する中で感じたことをヒントとし、1年という新規事業の立ち上げ検証をするにおいては比較的長い期間を経て、ようやく僕たちが何をやるべきか、何ができるのかが見えた1年でした。

その過程では、まだ事業の形も出来上がっていない中で、一緒に事業を創りたいと入社してくれたとても優秀なメンバーがいたり、そのメンバーがさらにリファラルで他の業界から優秀な仲間に声を掛けてくれたり、リスクを取ってここに飛び込んで来てくれた人たちがいたことが何よりも大きな一歩でした。

新規事業としては見えないものを作っているような感覚で、苦しいようなもどかしいような時期もあった1年間でしたが、2023年に花を咲かせるであろう種をたくさん蒔くことが出来ました。
1年目には種をまき、2年目には水をやり、3年目には花を咲かせましょう。」という言葉もあるようですが、既に水もやっているので、来年から大きな花を咲かせられるよう、改めて気合いを入れ直してやっていきたいと思います。

FASから転職して1年半経って思うこと

さて話は変わりますが、前職のFASからM&Aクラウドにジョインして約1年半が経ちました。
もう1年半も経ったのか!というくらい毎日が充実していると感じつつ、
まだ1年半しかいないのか?と思う程色んな出来事が日々起こってきたんだなと改めて思います。

ジョインした直後もカルチャーやメンバー、働き方や業務ツール等の色んな面でスタートアップを感じていましたが、1年の単位で振り返ってようやくスタートアップのスピード感を身を以て理解できる様になりました。

僕がM&Aクラウドにジョインして感じる一番の変化は自分自身の「仕事への意識と向き合い方」です。
前職までの環境は、会社のブランドに支えられる場面もあれば、会社の大きさ・安心感に甘えることができてしまう場面もあり、良くも悪くもサラリーマンとしての振る舞いをしていました。キャリアとしても一定の期間で次の会社に移る人がほとんどだったので「会社という環境に一時的に籍を置いている感覚」に近かったかもしれません。

今の環境に来てからは、自分の仕事・アウトプットが会社全体に与えるインパクトが非常に大きく、(だからこそ)一つ一つの業務へのモチベーションがとても高く、自分ごととして仕事に向き合っているなと感じます。その反面、結果が良くなかった時の責任はこれまでの比ではなく、極論、会社の存続やメンバーの人生に大きく影響するものです。
今は「自分と会社は一心同体。会社を成長させるのも、ダメにするのも自分次第という感覚」で日々仕事に向き合っています。

何事も「自分ごと」と捉えて取り組めるかどうかで、毎日が全然違ってきますし、そんな毎日を過ごしている自分の数年後が更に楽しみになってきます。

大企業で今後のキャリアが見えていない方や、大企業からスタートアップへの転職に興味はあるけれど踏み出せない方、なぜ僕がM&Aクラウドにジョインしたのか等に関心ある方は是非お気軽にご連絡ください!
今の僕なら色々話せることがあります。

2023年の抱負

「エージェントプラットフォーム事業をきっちり立ち上げる」です。
2022年から事業自体は進めていましたが、2023年からは正式に事業部として発足することとなり、M&Aクラウドの「プラットフォーム事業部」「M&Aアドバイザリー事業部」に続く第3の事業としてアクセルを踏むこととなりました。

エージェントプラットフォーム事業とは、こんなことを掲げている事業です。

M&Aプロフェッショナルが集うプラットフォームを通して、
真の事業承継問題解決を。

大手M&A仲介会社の営業利益率は50%を超えることもある超高利益体質です。
一方で顧客からはどんなに会社の規模が小さくても高額な最低手数料を設定している状況であり、本来事業承継の問題を抱えている顧客の多くが高額な手数料を支払えずに事業承継を諦めてしまうという残念な状況に陥っています。

私たちはM&Aアドバイザーが顧客のために活動できる環境を提供する「プラットフォーマー」として真の事業承継問題解決に貢献します。
自分たちの利益を適切な範囲にコントロールし、M&Aアドバイザーへの還元率を高めることで、結果的に適切な手数料で顧客への案件サポートができる環境を整えております。

M&Aアドバイザーが顧客に真剣に向き合ってサービス提供ができるように、事業承継問題で本当に困っているお客様に適切なサービスが行き届くように、今のフェーズのM&Aクラウドだからこそできるサービスを作っていきたいと思っています。

M&A仲介会社で働いているM&Aアドバイザーの方でM&A仲介業界に対して課題を持っていらっしゃる方は是非お話をさせてください。
これまで100人を超えるアドバイザーの方々とお話をし、総じてとても強い興味を持って頂けており、実際に我々と一緒にこの課題を解決していこうとキャリアチェンジしてくださっている方も非常に多くなってきています。

2023年は、今年蒔いた種をから花を咲かせる年。そしてエージェントプラットフォーム事業に共感してくれる人を増やし、その理念を実現するための機能拡充を行う年。さらには翌年以降の爆発的なスケールの基盤を作る年にして行きます。


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