不登校ってなんだろう

いろいろな子どもたちと関わる仕事をしています

今はダンスを通じて、が多くなってきているけれど、これまでには踊りの場だけでなく、子どもに関わるいろいろな場でも仕事をしてきていて・・・キャンプ引率、体験学習のスタッフ、放課後クラブ、児童発達支援、放課後等デイサービスなどなど・・・そこにはいろいろな背景をもつ、いろいろな年齢の子どもたちがいて・・・その子たちやとりまく環境から、本当にいろいろと気付かせてもらった

でもいろいろな事情で関われなくなったり、私自身の歩みの中でどうしても私自身がその場から離れることになったり・・・もしてきました

私が今、出会っている子どもたちとの関わりの中で、そういう関われなくなった子どもたちの存在は大きくて、その子たちが背中を押してくれている部分がたくさんあるな、と思う

今、やっている仕事の現場においても、その子どもたちとの出来事がいきているな、と感じることがよくある

ずいぶん遠回りしてきたようで、実はその道を通ってきてよかった、と思うことがたくさんある


さて、前置きが長くなってしまったけれど、これは今、あるところで関わっている子のはなし

彼女は現在、世間でいうところの「不登校」と言われるような状況らしい

詳細はあまり知らない。話したいと思えば話すだろうけれど。私のところへは学校のこととは関係なく来たいから来ているようだし、私と関わっているその場所は教育の場ではないから、彼女が学校に行っていようがいまいが、私はどっちでもいいし、その場に来ている彼女とその場でのことを大切にすればいいと思っているし、そこに来ている他の子どもたちも、初めて聞いた時は「え?学校行ってないの?なんで?」とかも言っていたけれど、今はそんなことどうでもいいようだ

で、彼女は学校へ行っていないときは、何をしているかというと、彼女の母の勤める福祉作業所へ行って、障がいのある人たちやスタッフさんと一緒にお菓子を作ったりの作業をしているそうだ

・・・・・不登校ってなんだろう?

もちろん、不登校にもいろいろあるだろう

理由も事情もそれぞれだろう

でも、彼女の場合、学校ではなく、その作業所に行くことを彼女自身が選んでいるようにみえる

終業式のあと(終業式には行ったらしい)「私、学校行かな過ぎて成績つかなかったんだ~」とニコニコして話す彼女はなんだかとても爽やかだった

もちろん、彼女の内面すべてはわからない。悩んだり、葛藤もあるだろう

でも、ニコニコしてみんなにそう話したり、作業所で作ったクッキーをみんなにあげて「これつくったの?すごい!おいしい!」と言われて嬉しそうにしていたりする彼女にはとてもポジティブなエネルギーが流れているように感じる

中学生の今のうちから、母の仕事姿を間近にみたり、様々な障がいのある人たちと関わったり・・・学校では経験できない貴重な経験をたくさんしていることだろう

それに中学生のうちから、今、自分はここで過ごす!と自分で決めて実行できるのはすごいことだ

学校を否定しているわけではない

でも、学校以外でも学びや経験の場はたくさんあるのだ

それでも、世間的には彼女は「不登校」という括りにされたりすることもあるのだろうな・・・

・・・・・不登校ってなんだろう?

教育の専門家ではないから、難しいことはよくわからないけれど、私はただ彼女がイキイキと彼女らしく逞しく生きていければそれでよいと思っている

繰り返しになるけれど、不登校も本当にそれぞれだと思う。彼女のパターンが全てではない。これはあくまでも彼女をみていて感じること

本人がネガティブに捉えていないことを周りが必要以上にネガティブにすることはないよな・・・と

それだけでもなにか変わってくるのではないだろうか

私は親でないからこんなこと言えるのかもしれない。それもそのとおりだ。でも、だったらなおさら、そう思う。

大丈夫だよ、と本気でいえる人でありたい

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ダンサー/舞踊家/振付家/ダンス講師/コミュニティダンス/神楽舞/ 舞い踊ることの根源を見つめて、自然と共に、子どもたちと共に、舞い踊る日々。https://www.aoyagihizuru.com/