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2018年11月の記事一覧

空を目指す大木【ショートショート】【#5】

空を目指す大木【ショートショート】【#5】

「今度会おうよ!」

ケイコからラインが来たのは秋も深まってきたころ。一年ぶりにセーターを引っ張り出してきたそんな日だった。直接連絡が来たのはもうかれこれ数年ぶりのはずだ。

同じ仲良しグループで高校の同級生。部活も同じで吹奏楽部。他の子とも仲が良かったけれど、一番仲が良かったのがケイコだ。気になる人がいるとか物理の先生がむかつくとか、そんなくだらない事を肴にして何時間でもしゃべっていることが出来

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【hint.220】過去のものも、今のこととしてけっこう楽しめちゃうんだよね

【hint.220】過去のものも、今のこととしてけっこう楽しめちゃうんだよね

毎朝note書いてます。

・ ・ ・ ・ ・ 

「こういう場面では、こんなふうにしたい」という、自分の「意見」・「こだわり」のようなものがある。

 これはみんなそれぞれ違うけれど、きっとみんな持っている。

 一方で、「こういう場面では、こういうふうにすることになってるんだよ、ここでは」という、その場所・グループ・地域・国・コミュニティでの「決まり」のようなものがある。

 それは明文化され

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会社を辞めること

会社を辞めること

もともと無料の記事でしたが、プライベートな内容のため一時的に有料にします。また無料に戻すかもしれません。有益なことは1つも書いてません。

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黎明の01フロンティア №00-08 後編

黎明の01フロンティア №00-08 後編

【№00-08 中編 より続く】

――――――――――

\後編開始
\黎明の01フロンティア

(これで、木暮の野郎もお終いだな)
マンションを後にした黎明は、少しばかり上機嫌であった。
昼下がりの街角を、軽やかに自転車で駆け抜ける。
為すべきことは為した。
……だが、本当に?
黎明の心の中に、『World Downfall』の文字が陰鬱に過ぎった。
あの時の光景がフラッシュバックする。
血塗

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年間100冊読める、読書習慣の作り方

年間100冊読める、読書習慣の作り方

※今回は社内向けメルマガをこちらのnoteに転載しています。

はじめに季節は秋ですね。(もう冬か・・・)
秋と言えば、食欲の秋、運動の秋、そして読書の秋です。

ということで本日は読書を習慣化するテクニックを伝授したいと思います。

背景僕自身読書をちゃんとしようと思ったのは3年前の今くらいの2015年の終わりくらいでした。

それまで武器を持たずに持ち前の自頭だけで勝負をしていたのですが、会社

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11月1日 木曜日 東京都内 タクシー乗務記録

11月1日 木曜日 東京都内 タクシー乗務記録



おはようございます😃 ☀️

さぁ 出発しよう

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鍋屋横丁まで

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中野坂上から、
聖心女学院まで

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人生における優先順位を定める

人生における優先順位を定める

仕事のタスクは優先順位を決めてこなしていくけど、自分の人生において大事なことの優先順位づけって意外にしてこなかった。

だけど、優先順位を明確にすると、判断基準も明確になって生きやすくなる、というのが今回のnoteの結論◎

所要時間15分くらいだけど、書き出してみると、自分の中の優先順位が明確になり、昔の自分といまの自分では大事にしたいことが変わっていることに気がついた。そして、大きな方向性と優

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自分の得意は相手に写してもらう

自分の得意は相手に写してもらう

自分の得意なものというのは、案外自分では気づかなかったりする。

「得意」ということは、「あまり苦労しなくても出来る」「なんとなく流れで出来る」ということで、
あまり始めること自体に抵抗がなかったり、自分ではやることが当たり前だと思っている事がらが多いので、
そもそもそれを自分の”得意”に含める必要はない、という無意識が働くのかもしれない。

特に力まなくても出来ることだから、普通だ、みたいな感じ

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アカーキイ・アカーキエヴィッチの外套に袖を通して

アカーキイ・アカーキエヴィッチの外套に袖を通して

 秋の催事に関心を奪われている間に冬が顔を出した。読書もせずに、食べて寝てばかりの猫は冬支度を終えている。銀杏がスーパーの陳列棚に並び、小学校の通学路にあったあの匂いを思い出す。久しく嗅いでいない。寒さも深まりジャケットをタンスから引っ張り出した。かび臭い気もしなくはないが、終わりと書かれた乾燥剤の効果を祈るのみ。すべての道はローマに通じ、すべての秋は寂しさに通じると心で苦笑い、枯葉を踏みしめる。

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11月にやりたい5つのこと

11月にやりたい5つのこと

先日書いた #インスタ運用を考える のイベント告知のnote。

昔使っていたInstagramのアカウントに残っていた「今月のWish List」というノートに書きためていた毎月のやりたいことを見て「ワクワクすることを自分で意識してたなあ」と思い出しました。(この習慣もNEXT WEEKENDを見てたから身についていた)

とみこさんのツイートや、cocoroneで今月から始まった「#今月やりた

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コート買いたい

コート買いたい

日に日に、寒さを感じる。
10月は、
多かった雨の日のせいも
あるかもしれないけど、
もう11月になる季節感と
ここ最近の爽快な秋晴れ
快晴で雲が殆ど無くて
放射冷却で夜も朝も、
体にこたえる。
これからの本格的な
寒さにはコートがいるよ。

欲しいなあと垂涎の
逸品らのイメージはある。
ファッション誌に出て
人を沸かして魅了する様な
一着たちは、どれも
ピンからキリまで、
いや、
切り上がってい

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また帰ってきたくなる場所がどこかにあるだけで、心がほっとする。

また帰ってきたくなる場所がどこかにあるだけで、心がほっとする。

山陰特集が載ってることで話題になっていた雑誌「FRaU」を読みました。

鳥取出身の友人から「何もない」と聞かされていた女優の橋本愛さんが、実際に鳥取を旅する特集ページがありまして、これがまた良かった。

橋本愛さんの特集ページの内容は、FRaUのWEBマガジンにも載っているんですが、その中から僕が特にグッときた文章があるので引用しておきます。

「自分のなかにもともとある田舎娘みたいな部分は大事

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〇〇ができる人が羨ましい、という言葉

〇〇ができる人が羨ましい、という言葉

たとえばイラストが描ける人、デザインができる人、写真が撮れる人。全部私にではできないことだけど、絶対にそんな人たちに対して、「絵が描ける人は羨ましい」みたいな言葉は言わない。

相手を持ち上げる意味で言ってるのかもしれないけれど、言われた方がどう返したらいいかわからないセリフNo.1だし、できない自分を蔑んでいるし、そして同時に相手のこれまでの努力も全無視している言動だから。



イラストが描

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イメージを妄想で終わらせないために

イメージを妄想で終わらせないために

妄想は得意だ。実現も得意だが、妄想ほどではない。

夢から実現までの距離に手段を埋め込まないと、夢は妄想になる。

実は可能なことと不可能なこととの違い以上に、やりきるかどうかの違いの方が頻繁に問題となる。

人を引きつけることも可能Twitterでフォロワー1万人。

これは不可能だろうか。...可能だ。やってる人はいる。

不可能でないなら、みんなやるはずでフォロワー1万人未満の人はいなくなる

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