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上手くいかない私の子育て~食べ物編~

私は管理栄養士でした。病院の。

料理は好きで、得意でもありました。

なのに、献立も決まらない、ご飯を炊くことも出来ない、
買い物に出ても、何を買えばいいのか分からない。。。

食べたいな、作りたいな、こうしたいながないから
全く何をどうしたらいいか分からなかったです。

息子が小学校に入学のタイミングで
自宅がある新居に戻りまして
最初は実母が手伝いに来てくれていました。

徐々にその手伝いも必要無くなり
家事を回せるようになって来たけど
そのころには買い物もでき、ご飯も炊けるようになっていました。

だけど、それでもしんどいときはご飯作れません。

お腹空かせた子供達に、食べさせないわけにはいかないから、
良くおにぎりを作っていました。

ロシアンルーレットみたいに、中に入ってる具をいろんなのにして
お皿に乗せて回して選びながら食べて。

「梅干だーゲ―――ッ!!」
「鮭だ!やったー!」
「何も入ってない、美味しいね~~」

梅干しが人気ないから、梅干し外れ、鮭当たり、
塩おにぎりは普通。

そんな感じで。


ご飯を炊く元気もないときは、
近くのスーパーで売ってた手作りソーセージを買ってきて
ジャガイモを茹でて、ソーセージを焼いて、
「ドイツ料理だよ~~」

って出してました(笑)

「僕日本料理がいいなぁ」

と言われながら(笑)


小さい小さい幸せを、
それしかできなくなった状態を、
子育てに集中できたからこそ
味わえた時間を、
味わっていました。


まだ実家にいるころに、流しそうめんをやりたいと言われ、
「お前も、ちょっと頑張って、起きて来てそばに居てくれ」

そう言われて流しそうめんをやったこともありました。

流しそうめんなんて、、、もうどうでもいいわ!!まじで!!
そんなくらい疲れ果て、怒りもわきそうだったけど
楽しそうに食べてる子供達見てたら、とても幸せでした。

実家の父母も、妹家族も居て、従妹も居て、、、。

辛い闘病生活課と思いきや。。。

愛情深い辛抱強い母のおかげで
助けてくれる妹のおかげで、
私は自分の治療に専念出来たのでした。


妹が二人目を出産するときには
実家に里帰りして来たんだけど
私はひたすら赤ちゃんを抱っこしてる役でした。

そのころには体を起こしてテレビを見ることは
出来るようになっていたから
腕にすっぽり入る赤ちゃんを抱っこしてるのは
とても幸せだったな。

「お姉ちゃんありがとう!助かるよ」

そんな風に声かけてもらったり
生きてて役に立てることがある喜びを知りました。


私は子供が体調崩すとこの世の終わりかのように心配し
何とかしようとしすぎてしまうけど
あの頃は笑いがあったな。。。みんな強いな。
そう思います。


やることはやって、あとは楽しく過ごす。

これ、何が起こったとしても大事ですね。


息子の頭痛も、やっと収まって、一歩抜け出せそうです。
薬も昨日から飲んでない。

私が楽になる事と、彼は大丈夫!と心から思える。
それが一番必要な事でした。


良かった良かった。


ご飯作るのしんどいとき、おにぎりはお勧め♪

握る元気もないときは、卵かけご飯とか
ふりかけごはん??

おにぎりは、海苔にミネラルもたっぷりで
食物繊維もとれる。お米も素晴らしい栄養源。

おにぎりと、余裕があれば味噌汁で
ほぼ生きていけるよ。

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