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#2 GAGについて語りたい

最近、GAGにジワジワはまっています。

GAGは、吉本興業所属のトリオのお笑い芸人さんで、キングオブコントでみて知ってるよという方も、多いのでは。

語るといっても、まだ、彼らの存在を知って三ヶ月、気になりはじめて数週間、という、芸風も、人となりも、過去のエピソードも、まだまだなにも知らないに等しい状態なのですが、それでも「語りたい!」って思わせてしまう魅力が、彼らにはあるのです。

どんなトリオなのかをまったく知らず、はじめて彼らを見たとき、ぱっと目についたのは福井俊太郎さんの風貌でした。

黒い前髪を重めにおろして、やわやわと髭を生やしていて、丸眼鏡。とてもおしゃれで、どことなく文化人風のにおいがします。

この福井さんが、すべてのネタを書いていると聞いて、あー、きっと、白いシャツと黒いパンツのスタイルで、舞台の真ん中にパイプイスをぽつんと置いて、おしゃれで前衛的なコントをやるトリオなんだろうな。

と、思っていたら。
それは完全なミスリードでした。

ダサくて、泥臭い。そしてアツい。

それがGAGのスタイルでした。
彼らの表現するものの真ん中には、つねに「ダサさ」というテーマがあるそうです。

GAGのネタやトークに触れると、記憶の中にそっと埋めていた、タイムカプセルのような黒歴史を、いっしょにわいわい掘り起こしているような気持ちになります。その、恥ずかしいような、懐かしいような、ちょっとこそばゆい空気感が、とても心地良いのです。

もっと語りたいけど、今日はこのへんで。

ではでは、また明日。

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