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第366回 ほかの生き物と仲良しの野鳥

①http://konishidc.v4.g-1.jp/2013/01/post-221.htmlより引用のナイルワニだけの歯周掃除するナイルチドリ

   アフリカ北部に生息するナイルチドリは古くから、ナイルワニと共生関係にあり、ナイルワニの口の中で歯に着いた肉片をついばむとされています。アリストテレスの博物誌にもこの習性が紹介されています。このため「ワニドリ」または「ワニチドリ」とも呼ばれています。

②https://blog.goo.ne.jp/yumeneko_abi/e/171175ce8181156d6902649617094a64より引用の色んな動物の寄生虫を食べるウシツツキ

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   正式には、アカハシウシツツキは東アフリカから南部アフリカに分布します。ウシツツキと言いながら、キツツキに近い種類ではなくどちらかというとコウライウグイスに近い種類です。ウシツツキはスイギュウやキリンなど他の「動物の掃除屋」で、皮膚の寄生虫を食べてくれるそうです。

③https://matome.naver.jp/m/odai/2144715026758560301/2144720736795814103より引用のウシツツキを信じきっていると…

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   しかし一部の調査によれば、共依存の関係になるケースもあるようです。哺乳類の皮膚にいるダニをエサとする一部の鳥は、食べ物を維持するために、エサ場となる動物の傷口を開いておく場合もあるといいます。信じるゆえに暗示にかかってしまうような…

④https://matome.naver.jp/m/odai/2144715026758560301より引用のミツオシエと共生するラーテル

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    ④のラーテルは「蜜穴熊」の和名どおり蜜が好きなイタチ科のスカンクに似た生き物です。ラーテルは蜂の巣を襲う数少ない哺乳類であることが知られていて、好物のハチミツを巡ってミツオシエと共生関係にあります。ライオンやこぶら等に立ち向かい、怖いもの知らずの哺乳類です。

⑤https://matome.naver.jp/m/odai/2144715026758560301より引用のラーテルを蜜のある場所に誘うミツオシエ

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   このミツオシエが曲者です。ラーテルは蜜が欲しく、ミツオシエの指示に従がい、蜂の巣を破壊して甘い蜜を手に入れます。そのかわりミツオシエは巣の中の蝋や幼虫を採餌します。でもラーテルは蜂に刺されショック死することもあります。したたかなこのミツオシエは人間も利用します。

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