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第444回 スズメの学校

①http://bogi88.blog108.fc2.com/blog-entry-2208.htmlより引用の「スズメの学校」のイメージ

   私たちが子供の頃に小学校で習った数々の童謡。その中でも私は野鳥が好きなので「スズメの学校」をまず第一に思い出しました。今でもスズメは私たちの周りにいる最も身近な野鳥だと思います。また植え込みや敷地でスズメが群れていたら、「スズメの学校」の最中かなと思います。

②https://matome.naver.jp/m/odai/2139729870119474601/2139927562279329103より引用の「メダカの学校」のイメージ

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   スズメはある意味で集団生活をして、自分たちの身を守ってくれると思っている人間の住む民家に営巣して、カラスやヘビから身を守っています。またスズメの習性として、年に何回も子育てをするので、巣立った幼鳥も親鳥の周りに住んで親戚縁者の集まりとして学校を開いています。

③http://www.ne.jp/asahi/sayuri/home/doyobook/doyo00hirota2.htmより引用の童謡「スズメの学校」の歌詞

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   対して、②や④の童謡「メダカの学校」もあります。③の歌詞から『スズメの学校の先生は鞭を振り振りチィパッパ』と歌詞にあり「メダカの学校」は『誰が生徒か先生か、誰が生徒か先生か、みんなで元気に遊んでる』とあります。これを見ると鞭を振られて厳しそうな雰囲気です。

④https://www.ne.jp/asahi/sayuri/home/doyobook/doyo00nakata.htmより引用の童謡「メダカの学校」の歌詞

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   子供のころに田植えをした田んぼのそばの小川に行くと、必ずメダカがいました。このメダカもスズメ同様に小さくて弱い存在です。必ずメダカも小川の中でみんなで固まって泳いでいました。サカナなのに小さくて、タガメなどの昆虫に食べられるからです。でも実際は学校ではないです。

⑤https://tvc-15.hatenablog.com/entry/20170307/1488827668より引用のやっぱりスズメの学校は帝国主義?

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   メダカはただ群れているだけで、実際にはスズメの方が、生き抜くために教えを請うています。表現として、鞭を振られていますが、誰からも守られない野鳥の厳しい生息の中で実際によく親鳥が幼鳥に教えている様子を見かけます。帝国主義なんとかはこじつけです。立派だと思います。

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