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日原流リーダーシップ!

こんにちは。
スクラムヒューマンパワー代表 日原 達仁です。

私の記事を読んでいただいて、ありがとうございます。

リーダーシップとは、
組織を牽引するリーダーとしての素質や能力のことです。
日本語にすると「指導力」や「統率力」でしょうか。
リーダーシップの語源は、古英語の「lædan」で、
何かを生み出す、導くといった意味です。
指導者、「leader」という英語に、
「ship」接尾につけて身分や姿勢を表す言葉をつけた造語で、
1820年頃から使われるようになりました。

会社や組織、チームなど、多人数の組織で成果を上げるためには、
リーダーではなくメンバーの力も必要不可欠です。

私は、高校ラグビーでは
キャプテンとして50名以上のチームを牽引してきました。
タイプ的には、感性に響くメッセンジャータイプです。

メンバーを鼓舞し、厳しいトレーニングにも真っ向勝負です。
チームの雰囲気を大切にし、「チャラチャラ」したムードが嫌いで、
「ピリピリ」した緊張感がある方が、
パフォーマンスアップに繋がりました。
練習前に円陣を組み、心をひとつにします。
チームで一番大きな声を出すこと、トップで走る合間、
戻ってくるときも歩くのではなく、ジョギングで戻ります。

リーダーの役割のひとつは、見本を示すことです。
メンバーはリーダーの行動をいつも見ていますし、
心の支えにしていることもあります。
行動の模範となり、良い影響を与えメンバーが
自ら行動するように仕向ける必要があります。

リーダーシップとは、組織や団体を導くための力なんです。

では、マネジメントとの違いは何でしょうか?
リーダーシップとマネジメントという言葉は、
時に混同されることがあります。リーダーシップとマネジメントは、
1.影響力の源泉
2.行動の視点
3.経営レベル
この3つの役割において違いがあります。

会社のリーダーとマネージャーの立場の違いとはなんでしょうか?
リーダーの影響力の源泉は、人望や人柄などの権威です。
一方でマネージャーの場合は、社内の地位や権力が
影響力の源泉となります。リーダーとマネージャーでは視点も異なります。リーダーはメンバーやチームがどうすべきか、
どうなっていくべきかといった未来視点で物事を考えますが、
マネージャーは事業計画に記載されている数値や課題など、
今起こっている問題に目を向けて動きます。
経営レベルにおいては、リーダーはチームの目標に向かって
メンバーを引っ張っていく存在であり、
マネージャーはリーダーの行動を軌道修正する存在です。

マサチューセッツ工科大学のC・オットー・シャーマー博士は、
リーダーとマネージャーの違いについて、
「マネジメントとは「ものごとをうまく行わせる」ことだが、
リーダーシップとは、より大きな状況である活動の場を創り出し育む、
共通の土壌を豊かにすることだ」と、記しています。

チームを統率する力がリーダーシップで、
マネジメントはそのリーダーシップの舵取りを行います。
リーダーシップとマネジメントでは、求められているスキルや影響物、
視点など、様々な点で違いがあります。

ピーター・ドラッカーによると、リーダーシップは
「目標を定め、優先順位を決め、基準を定め、それを維持する者である。
リーダーは、妥協を受け入れる前に、何が正しく望ましいかを考え抜く。
リーダーの仕事は明快な音を出すトランペットになることだ」
と定義されています。

「リーダーと似非リーダーの違いは目標にあり、
リーダーにも妥協が必要な時があります。しかし、政治、経済、財政、
人事など、現実の制約により妥協せざるを得なくなったとき、
その妥協が使命と目標に沿っているか離れているかによって、
リーダーであるか否かが決まる」とも、記しています。

ドラッカーは多くの一流リーダー達を目にしてきました。
外交的な人も内向的な人もいたでしょう。
「リーダーたることの第一の要件は、
    リーダーシップを仕事と見ることである」
とも、『プロフェッショナルの条件』に記しています。

リーダーとは、目標に向かって舵取りを行う存在なんです。
ゴールに向かって必要なものは何なのか、
今やるべきことは何なのかを考え、
メンバーを牽引していくことが求められています。

次回、日原流リーダーシップについて、さらに具体的にお伝えいたします!


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