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【コーチング】人の話、ほんとに聴けてる? 傾聴の奥深さを痛感した1週間

コーチングを学び始めてはや1ヶ月半。

はじめは10冊程度の本を読んでいく中で得た知識を、コーチングの実践を重ねながら、身につけていってます。


そこからさらにレベルアップすべく、9/6~8の3日間でCTIジャパンのコーチング養成プログラムの基礎コースに参加してきました。

(コーチングをどこかの機関で学ぶ時にはこのCTIジャパンコーチエィの2つが代表的なのではないかと思います。気になる方は比較してみると良いかと思います。)


CTIジャパンの基礎コース行ってきた


CTIジャパンのサイト内にはコーチを以下のように示しています。

コーチは「指示を出すプロフェッショナル」ではなく「話を聴くプロフェッショナル」と言うこともできます。


基礎コースの位置付けは以下のとおりです。

「コーチングとは何か?」を頭で理解するのではなく、コーチングしたり、コーチングされたりという体験を何度もして、体で覚えるコースです。


この通りコーチングしたりされたりをひたすら繰り返していきました。

その中で特に印象に残った学びを残したいと思います。(書籍『コーチング・バイブル第3版(東洋経済新報社)』にももちろん書いてありますが、体感の上で重要だと思ったところをピックアップしてます。)


①傾聴における3つのレベル

コーチとして人の話を聴くときに、3つのレベルがあるそうです。

それが以下の3つのレベルです。

・レベル1:内的傾聴
・レベル2:集中的傾聴
・レベル3:全方位的傾聴

この3つのレベルはコーチング・バイブルにも記載がありますが、以下のとおりです。


・レベル1:内的傾聴

これは自分に意識が向いている状態です。

話を聴きながら「そのシチュエーションなら自分はこうするなあ」「お腹減ったなあ」みたいなこと、思いますよね?

その状態がレベル1の自分に意識が向いた内的傾聴です。


・レベル2:集中的傾聴

相手に意識が向いている状態です。

これは好奇心がベースになっていて、「相手が何を考えているんだろう」「今の仕草は何を表しているんだろう」など相手に完全な注意が向きます。

このとき、周りのことには注意が向いていないので、周囲で何が起きているかは分からない状態です。


・レベル3:全方位的傾聴

レベル3が全方位的傾聴。雰囲気など、言動以外のことからも情報を受け取る状態です。

直感をもろに活用しながら、相手の言いたいことが察知できます。



この傾聴が実践においてとても重要なことを体感しました。

それを感じたのは宿題でコーチングの実践を行った時。その時には他にもコーチングスキルを学んでいたので、傾聴を差し置いて様々なスキルを使おうとしました。

その結果、「今このタイミングでこれを言おう」などレベル1の傾聴レベルになっていたのです。結果として、あまり膨らみのないコーチングになってしまい、とても申し訳なさを感じました。


コーチングのベースには傾聴があるのです。


人に焦点をあてるということ

基礎コースではプロコーチが参加者を対象にしてデモコーチングをする時間もあったのですが、その際に「何をしているのか」まったく聞かずにコーチングを行っていました。

それなのに、なぜかクライアントさんの感情は揺れ動き、次のアクションが明確になっていました。


「なんでそんなことができるの!?」

ということがその時シンプルに疑問として浮かびました。


のちのちの講義であったのは「人に焦点を当てる」ことでした。


何かの事象に対して悩んだりするけれど、そこにはその人自身の価値観があるからこそ。そこに目を向けることが重要だということでした。


つまり、ことに焦点を当てるわけじゃないから、専門性が高くなくても良いんです。


コーチングを始める時、自分より専門性が高い人に対しては何も価値貢献できないと思っていました。

でも、どんなことをしている人であれ、価値観や感情に目を向けるので、ことに対する専門性は必ずしも高い必要がないということを学びました。


スキルよりもスタンス

スキルよりもスタンスということで書いていますが、コーチングには実は多くのスキルセットがあります。

<スキル例>
認知・・・コーチが捉えたクライアントの本来の姿を本人に伝えるスキル。クライアントが行動を起こし、気づきを得ていく過程で発揮したその人のあり方を、コーチが感じ取り率直に本人に伝える。
挑戦・・・クライアントが自ら設定した限界をはるかに超えるような要望をあえて出すことで、クライアントが自分自身の枠に気づき可能性を広げるためのスキル
拡大質問・・・クライアントの明快さ、行動、発見、気づき、そして決意を呼び覚まします。コーチが拡大質問を投げることで、クライアントのより大きな可能性や新たな気づき、あるいはより明確なビジョンを引き出すことができます。
(詳しくはCTIジャパンの基礎コースや書籍『コーチング・バイブル』にてご覧ください。)

ここに挙げたのは一部ですが本当に色々なスキルが定義されています。


ただ、これらのスキルを活用するよりももっと大事なことがスタンスです。

傾聴の部分でも書いたのですが、どれだけ相手に対して好奇心を持てるのか、さらに言えば愛をもって接することができるのか。

そのスタンスがとても重要なことを3日間を通して体感しました。


自分のありかたを変えると、相手のあり方も変わる。

そういったことをワークを通じて実感していきました。


まとめ

コーチングは頭では理解できるものの、実践するのはやっぱり一朝一夕にできるようなものではないんだなと改めて感じました。

そして、書籍から学んでいたコーチングスタイルとは違った、新しいスタイルも自分の中で取り入れることができたので、それはとてもプラスになりました。


コーチングの奥深さを知って、さらにコーチングのおもしろさにハマってます。笑

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