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子どもの「初めて」を見守れるのはギフトの期間ということ

先日、思い立って人生で初めて天ぷら鍋を買って揚げ物してみました。

出来はさておき(←)「正真正銘、人生で初めての体験」ってなんだか不安とワクワクで楽しかったです。

同時に、今までごく当たり前だった「子どもの初めての体験」に付き合ったり見守ったり一緒に体験できるのは、あと少ししかないのでは?と突然気づいて、なんだかじんわりしました。

親は「子どもの初めて」にずっと付き合えない

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生まれてから2年5ヶ月、初めて笑った日、寝返りした日、つかまり立ちした日、言葉を話した日、歩いた日、初めての食べ物、初めての場所・体験等々、私は娘のあらゆる「初めて」を見守ってきました。

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でも、幼稚園に行き始めたら先生やお友達と初めてのことを沢山経験するでしょう。

小学校に入ったら学校の中でも、お友達同士でも初めての経験をすることでしょう。年頃になったら、彼氏と初めての場所に行ったりもするでしょうね。

親が全ての初めてを見守れるのなんて、せいぜい最初の3年くらいなんですよね。

育児こそ、今ここ

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子どもの「初めて」に寄り添えるのは、今だけのギフトなのだと改めて気がつくと、日常の些細なことも慈しみの気持ちで接するこができるようになります。

私は全然悟ってないし人格出来ていないので(汗)イラッとすることも時にはありますが、でも例えば大泣きに困ってしまったり牛乳ぶちまかれてイラッとできるのも、どうしたって今しかないんですよね。

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「これも今だけだなあ。」
そう思うだけで、少し楽になると思います。

育児当事者(特にママ)は、日々何かと忙しくて同じようなことの繰り返しの育児ライフはずっと続くような気がしますが、実際には必ず終わりがきます。

育児出来るのは、今ここしかない。

1人の人格のあらゆる初めてを見守れるのは、とんでもないギフトの期間だと思う。そこに気がついていられるかどうかで、結構違うと思うんです。

私は怒らない育児を実践する

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育児は、どんなに後悔してもやり直しが出来ません。

大人になってから「あの時ごめん」と謝ることは出来るかもしれないけど、親がイライラしていたり怒りすぎてしまった時の子どもへのインパクトはもう絶対に取り返しはつかない。

私は後から自分の育児を振り返った時に、育児楽しかった!思いっきり遊べた!何だかずっと笑ってたな〜と思えるような育児をしていたいと思っています。
だから、怒らない育児を実践しています。

怒らない育児は、前にも書いてますがただ楽しいだけのことをやらせて、何でもあり!やりたい放題育児!ではありません。

こちら側がいつでも落ち着いていて、怒る必要のない育児です。

悪いことは悪いと伝えますが、そこに怒りを入れない育児を目指しています。

書くのは簡単ですが、実践すると色々と葛藤もあります。そこは自分自身とよく向き合って観察したり瞑想して、自分の人格向上出来るような努力も必要です。私もまだまだだけどね!

子どもも無常、自分も無常。
育児はどうしたって今しかない。

目の前の子を慈しんで、怒らず落ち着いていたいなと思っています。
そしてあと少し、この子の初めてに精一杯付き合えたらいいなと思う!

仏教を学んだことで、育児中いつも助けられているので皆さんも良かったら本も読んでみてくださいね。

それでは今日も穏やかに過ごせますように!

参考書籍
怒らないこと
一生役立立つブッダの育児マニュアル

怒らない育児noteマガジン

日々の育児と成長記録→  インスタグラム

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