自分のうつ病が過去になった話

先日心療内科の主治医から「もう通院する必要はない」と診断されました。

それを聞いた時、わたしは不思議な気持ちになりました、正直に言うと。

待ち望んでいたけれど、今の自分にとってそれはそこまで重大なことではなくなっていたからです。そこまで喜んでいなかった。

最近はうつ病であることを自覚する時間がほとんどなくなっていましたし、それだけ遠い存在になりつつありました。

逆に言えば、そこまでいかないと「回復した」とは言えないのかもしれないですね。

ちょうど2年でこの状態となりましたが、ここまで自分自身に戸惑い、苦しみ続け、不安と戦った期間はなかったなというのが正直なところです。

うつ病になってよかったとはとても言えませんが、人間のリミッター機能の優秀さを理解するきっかけになりました。そして今後はそれが発動しないように自分自身をコントロールする必要があるとも。

うつ病は再発しやすいと言われています。

発症する理由が自分の特性や気質、人や環境への対応など深いところに根付いているためです。

そのための対策やトリガーに対する認識は高めました。

まずは自分自身を見つめ直して決めたことをやり遂げることを当面の目標に新しいステージを歩いていきたいと思っています。
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