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意味のないネットワークに振り回される現代人へ

つながってるだけのSNSに意味なんてない!

いざというとき『あんたのためなら』と損得をかえりみず
手を貸してくれる人が何人いるのか?
意味のないネットワークに振り回される現代人に
「人と人の本当のつながりとは何か」を教えてくれる1冊の紹介です。

著者:吉田潤喜さん

1949年京都市生まれ。
1969年、19歳で母が工面した500ドルを握りしめて単身渡米。
ワシントン州とオレゴン州における空手を使った警察逮捕術主席師範を経験しかし当時オイルショックで生徒数が激減し経営も悪化、生徒に手作りクリスマスプレゼントで醤油と味醂のソースを配り、評判を呼び込みスーパーなどで店頭販売を夫婦で続け徐々にアメリカで売り上げが上がりヨシダフードを設立。
醤油ベースのソース「ヨシダソース」が爆発的ヒットに。
昔保険にも入れないくらいの貧乏で、娘が病気をした際に「寄付で成り立っている病院なので費用はいらないよ」と先生から言われ、娘は救われた。
そのあと事業で成功してから「地域へ恩返し」のために売り上げのほとんどをオレゴン州に寄付などを多額に行っており、夫婦の会話は「あの時の恩返しはまだまだ足りない」と現在も精力的に地域への施設建立や学校などへ寄付で行っている。
空手の道場でも大会を主催し優勝者には奨学金を送る活動も長年続けている。

現在18のグループ会社の会長兼CEO。
2003年、インテルやAOLなどと並び、
米国の優秀中小企業家賞を受賞し殿堂入りを果たすとともに、2005年のニューズウィーク日本版にて「世界が尊敬する日本人100人」にも選出される。

僕はよく「金儲けより、人儲け」という言葉を使う。
「人儲け」なんて言葉、あまり聞いたことがないと思うが、もちろんこれは「人を使って、お金を儲けること」ではない。
ひと言で説明するなら、人とつながり、いろんな人が集まってくれること。
さらに簡単に言えば「人に好かれること」が人儲けだ。
じつはこの「人儲け」こそ、人生でも、仕事でも、一番大事だと僕は思っている。