マガジンのカバー画像

将棋棋士の揮毫

8
運営しているクリエイター

#将棋

北尾まどか 女流二段 『楽遂』~女流棋士の揮毫~

北尾まどか 女流二段 『楽遂』~女流棋士の揮毫~

だいぶ久しぶりにnote更新。

色紙は2015年10月1日、「実戦で役に立つ、中盤力を鍛えるレッスン」の講座で揮毫していただいたもの。
扇子は2020年5月に「ねこまどShop」で購入したもの。

北尾まどか 女流二段 『楽遂』

北尾先生の座右の銘。
北尾先生の運営している「ねこまど将棋教室」は、自分が将棋に興味を持った時に初めて訪問した将棋教室。
初訪問は2014年のことで、初心者の大人の男

もっとみる
佐藤天彦 名人 『王道』~棋士の揮毫~

佐藤天彦 名人 『王道』~棋士の揮毫~

2017年12月18日、紀伊國屋ホールで開催された第七回「将棋対局~女流棋士の知と美~」にて揮毫していただいた色紙。

佐藤天彦 名人 『王道』

この揮毫色紙、いま自分が持っている色紙の中で一番のお気に入り。
字のことはよくわからないけれど、綺麗さと個性のバランスとれているように見え、そして何より『王道』という言葉のかっこよさが素晴らしい。「名人 佐藤天彦」だからこそ、この『王道』に貫禄のような

もっとみる
永瀬拓矢 七段 『不倒』~棋士の揮毫~

永瀬拓矢 七段 『不倒』~棋士の揮毫~

2018年2月12日、第9回とちぎ将棋まつり&第43期棋王戦五番勝負第1局の次の一手の抽選でいただいた揮毫色紙。

永瀬拓矢 七段 『不倒』

この時、永瀬先生は2度目のタイトル挑戦だったが奪取はならなかった。
今日から始まる第4期叡王戦七番勝負は3度目の挑戦。しかも相手は同世代の高見叡王。過去2回の挑戦以上に気合や思いのようなものが入っているのではないだろうか。

『不倒』という揮毫は永瀬先生の

もっとみる
矢内理絵子 女流五段 『英明果敢』~女流棋士の揮毫~

矢内理絵子 女流五段 『英明果敢』~女流棋士の揮毫~

2014年9月2日、紀伊國屋サザンシアターで開催された「女流棋士の知と美」にて揮毫していただいた揮毫。

矢内理絵子 女流五段 『英明果敢』

矢内先生はNHK杯テレビ将棋トーナメントの聞き手もされていたので、将棋ファン歴の浅かった自分でも知っている女流棋士の先生だった。

現在は2人のお子さんの育児のために休場中。
しかし今年の4月から仕事に復帰予定とTwitterでつぶやかれていたので、もうす

もっとみる
佐藤康光 九段 『研鑽』~棋士の揮毫~

佐藤康光 九段 『研鑽』~棋士の揮毫~

2015年3月28日、ねこまど将棋教室の講座「端歩の話」にて揮毫していただいた色紙。

佐藤康光 九段 『研鑽』

現在は日本将棋連盟の会長を務めながら、順位戦もA級に在籍する佐藤康光先生。『研鑽』は、先生の揮毫としては定番ではないだろうか。

康光先生の色紙の揮毫に関する有名な話として、棋士が書く色紙には名前に価値があるから名前から書く、といのがあったはず。
この揮毫をもらった時には、そんなエピ

もっとみる
香川愛生 女流王将『朧』・室谷由紀 女流初段『絆』 ~女流棋士の揮毫~

香川愛生 女流王将『朧』・室谷由紀 女流初段『絆』 ~女流棋士の揮毫~

2014年9月2日、紀伊國屋サザンシアターで開催された「女流棋士の知と美」にて揮毫していただいた色紙。

香川愛生 女流王将(当時)『朧』
室谷由紀 女流初段(当時)『絆』

この時の「女流棋士の知と美」は、自分が初めて参加した将棋イベントではないだろうか。
将棋でイベントってどんな感じなんだろう??という状態で、直前まで行くかどうか迷っていたため当日券で入場。
サイン会の整理券も開演前に買えばい

もっとみる
森内俊之 竜王 『見成』~棋士の揮毫~

森内俊之 竜王 『見成』~棋士の揮毫~

2014年9月20日、ねこまど将棋教室の講座「実戦に学ぶ中盤の考え方」にて揮毫していただいた色紙。

森内俊之 竜王(当時) 『見成』

初めてタイトルホルダーにいただいた揮毫色紙。
この時は正直、講座の内容より森内先生に会ってみたいという思いで参加していた。
森内先生は、今では順位戦はフリークラス宣言をされ、日本将棋連盟の専務理事を務めている。

『見成』という言葉を調べてみると、読み方は「げ

もっとみる
門倉啓太 四段 『創』~棋士の揮毫~

門倉啓太 四段 『創』~棋士の揮毫~

2014年5月10日、ねこまど将棋教室の講座「初手▲7八飛戦法」にて揮毫していただいた色紙。

門倉啓太 四段(当時) 『創』

将棋ファンになって初めの頃。
棋士の先生に揮毫していただいた色紙もこれが1枚目。
この時は為書きという言葉も知らず、ねこまど将棋教室のスタッフの方に教えてもらった思い出。

『創』という言葉には、棋譜を創るとか、定跡や戦法を創作するという意味が込められていたのかな。