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ワタミが60~80店規模の閉店へ、コロナで居酒屋閉店ラッシュ

居酒屋全国チェーンのワタミが全店舗の2割にあたる60~80店舗の閉店を行う、という記事をみました。
倒産というよりは事業規模の縮小でしょうか。
最初みたときは、いよいよ倒産ラッシュの足跡が近づいてきたかとヒヤッとしました。

https://diamond.jp/articles/-/238503

ワタミは大手なので内部での資産もあるだろうから、先を見越しての閉店なのでしょう。
宅配や高齢者向けサービスへの転換のうわさもあります。

国の示す飲食店の新ルールに従い、席数を減らしたり、営業時間を変更したりと、先行きの見えない対応を続けるのは不安ですからね。
この機会に不採算店を整理し、スマートな状態で収益性を高める。

今は1企業1業種ではなく1企業が複数の業種で活躍する時代ですから、なかなか懸命な判断だなと思います。


コロナ倒産、コロナ解雇が増える

しかし、事業規模の縮小となると当然従業員の解雇も発生します。

居酒屋では材料の仕入れ以外にも箸やおしぼりなども仕入れています。
これらの飲食店に卸しをしている業種も大きな打撃を受けますね。
小さいところでは連鎖倒産も増えそうです。

また、居酒屋が入っていたテナントにすぐに飲食店が入るとは限りません。
「マスク販売をはじめたタピオカミルク店」みたいな、訳の分からないお店が入ったり、長期間空きテナントとなるのも嫌ですね。

個人的にはお酒は好きなので、居酒屋が減ってしまうのはとても悲しいです。
飲み屋が減っていくという考えは以前からあったけど、コロナの影響で急激に加速してしまったようです。

お酒がなくなることはないけど、「どこでどう飲むか?」
時代の変わり目に、居酒屋はそれぞれの生き残りを賭けた変化を求められているようです。


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